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インテリア産業協会 和田清造

社団法人インテリア産業協会会長 和田清造


 



 平成23年の新春を迎え心からお慶び申し上げます。旧年中は、社団法人インテリア産業協会の事業活動に対し、関係省庁、会員をはじめ関係各位から多大のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、経済情勢が依然として不透明な状況の中ではありますが、インテリア産業界に限らず、とりまく社会環境、社会的ニーズは確実に大きな変貌を遂げつつあり、新しい動きもいろいろと出てきています。こうした中で引き続き業界が発展していくためには、これまでとは違うやり方、新たな取り組みに積極的にトライしていく必要があります。

インテリア産業協会は、資格認定事業をはじめ公益性の高い事業展開をしていることから「公益社団法人」への移行認定に向けて体制整備に着手していますが、これもまたこれまでの見直しであり、違うやり方への転換の一つととらえています。

広くインテリアに携わる企業・団体が集まり、良質な空間を提供することで生活者の豊かな暮らしを実現する・・、そのために設立された当協会は、このような時代環境であるがゆえに、その目的や趣旨を見つめなおし、原点に立ち返り、あらためて何ができるか考えていきたいと思います。

たとえば、インテリアコーディネーター(IC)やキッチンスペシャリスト(KS)がこれまで以上に積極的にその役割を果たすことが重要であるし、生活者とインテリア関連企業等との連携・協力をもっと推進すべきと思っています。そのためにICやKSに求められる理想像をもう一度明確にし、今の時代に求められる人材育成に積極的に取り組むことは重要な課題のひとつといえます。

また、特にこれからはICやKSの活躍の場に、これまで以上にリフォームの需要への対応が大きなウエイトを占めてくることになると思います。時代の要請に応える育成を行うことはICやKSに多くのビジネスチャンスを提供することにもつながります。これも課題であり、こうした活動にも積極的に当たりたいと考えています。

協会の具体的事業活動は多岐に渡っておりますが、情報広報活動の充実を図ることで関係先との情報の受発信も活発化させ、個々の事業の効率も一層高めながら、今年度もインテリア産業界の発展に貢献していきたいと思います。協会活動に一層のご理解を賜り、ご支援・ご協力のほどお願い申し上げます。

最後に関係各位の更なるご発展、ご健勝を祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。



 


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