国産開発に情熱「ドローンは空の産業革命」
2017/5/18 大阪
「電波と鳥しか飛んでいなかった地表面から上空150bまでの空間を有効活用すること。ドローンが空の産業革命といわれるゆえんだ」
日本建設機械施工協会関西支部の総会後に講演した自律制御システム研究所代表取締役CEOの野波健蔵氏=写真。1998年、当時誰もやっていなかった自律制御の研究に着手。2001年に国内初となる小型ラジコンヘリによる自律制御に成功。ドローンの国産開発に情熱を注ぐ。
現在、国内で飛行するドローンの9割以上は海外製品だが、搭載カメラの撮像素子などパーツには日本の技術がふんだんに使われているという。「ドローンは黎明(れいめい)期。いま研究開発に力を入れておけば、将来必ず世界シェアのトップに立てる」と結んだ。建設業界ではICT活用で不可欠な機器となってきたドローン。グローバルな可能性を秘めているようだ。
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