モニターから見た関西経済 日銀大阪支店 渡辺課長
2017/5/19 大阪
「昨年の補正予算での公共工事出来高はまだ出足が鈍い。人手不足が影響していると思われる。工事の平均予定工期が長期化しているのも人手不足が原因」と直近の公共工事の動向について語る日本銀行大阪支店の渡辺真吾課長=写真。
全体としての業況感、企業収益でも「人手不足が制約となっている」と指摘する一方、「関西は女性の労働力率が低い」と女性活躍の可能性を示唆する。
また関西では、主要上場企業の研究開発投資額が5カ年にわたって上昇傾向にあり、特に新設工場への研究開発機能の付設割合が高いという。オリンピックや大規模な再開発といった目玉がないという関西。モニタリングを続ける立場から、関西経済の生き筋を示した。
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