JR東海「三重、奈良、大阪と実務的連携」
2017/9/14 大阪
リニア中央新幹線大阪〜東京間の一日も早い全線開業を目指す決起大会が大阪市内で開かれた。JR東海の柘植康英社長は来賓として出席し「一日も早い全線開業へ全力を挙げる」ことを誓った。
名古屋以西については、「整備計画で主要な経過地として奈良市付近が定められている。詳細なルートや駅位置は、環境アセスメントの手続きを通じて決定していくことになる」とした上で、「アセスは着工に先立って行う。手順としては工事に着手する4年ぐらい前になる」との見通しを示した。
アセスに向けては、「路線対象地域に関するさまざまな事情を事前に把握することが必要になる」とし、主要経過地の三重、奈良、大阪の3府県の自治体と、実務的な連携を取っていく方針だ。
リニアは東京〜大阪間を約1時間で結ぶ。三大都市圏が利便性の高い一つの巨大都市圏となることで、経済の活性化が期待される。
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