超高圧水で飛散防止し素早くアスベスト除去
2017/11/13 大阪
TEM’S(堺市中区)は、石綿含有仕上塗材の除去作業で石綿飛散防止対策強化を受け、超高圧水を使用した「Hi―jet AAC工法」が好評なため営業を拡大する。
2017年5月に環境省、厚生労働省が通達を出し、解体工事の際の適切な石綿飛散防止措置、下地調整塗材までを含めたアスベスト対策が必要。超高圧水を使用して壁面の石綿を除去する同工法は▽湿式切削除去と汚泥の吸引回収▽乾式除去に比べて石綿飛散を大幅軽減▽塗膜から下地調整材まで一工程で除去▽隔離養生密封不要のため工期短縮と工費軽減▽除去中発生する噴出水や開口部回りなどのハンドガン除去飛沫対応―などが特徴。
同社では、外壁のアスベスト除去増加を踏まえ、作業員の負担軽減、周辺住民への安全対策から、同工法の特徴を伝え広めていく考えだ。
問い合わせ先はTEM’S 電話072(276)7766。
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