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■ 【愛知】下水道ステーションプロジェクト基本方針(01/09)
■ 県建設部は、下水道施設を「交流」「防災」「リサイクル」の各拠点として有効活用する「下水道ステーションプロジェクト」の基本方針案をまとめた。一般からの意見を聞きながら2006年度中に基本方針を策定し、07年度から関係機関と協議して計画を具体化していく。
このプロジェクトは、「あいち下水道整備中長期計画(改訂版)」を実践する戦略的プロジェクトの一環として、県内の流域下水道処理場を対象に取り組むもの。
基本方針案では、3つのステーションの検討フローや活用イメージを提示。このうち「交流ステーション」では、場内の緑地や将来増設用地の公園や広場、スポーツ施設としての活用や、下水処理水を利用したビオトープなどを想定。「防災ステーション」は、避難場所や、がれきの仮置場・仮設住宅用地などの災害復旧拠点。「リサイクルステーション」は、下水汚泥をバイオマス燃料や建設資材などとして有効活用するほか、太陽光・風力・ヒートポンプなどを活用する計画だ。
建設部では、五条川左岸浄化センター(小牧市)で、先行的にケーススタディを行い、交流・防災・リサイクルの各ステーションとしての具体的な検討を進めている。また、今回新たに、他の浄化センターについても、各ステーションとして利用する際に、ケーススタディを踏まえた特徴や活用イメージを示した。
このうち矢作川浄化センター(西尾市)では、交流ステーションとして、▽既存暫定グラウンドに加え、周囲に不足するスポーツ施設(適性評価では、サッカー場やフットサルコート、グラウンドゴルフ、ローラースケート場、バスケット、パターゴルフなどを評価)▽既存池と一体的な水環境観察ゾーン▽駐車スペース−を提供。防災ステーションとしては、敷地西側の11万6000平方bの暫定オープンスペースを活用し、▽調達・援助物資の集積基地▽がれきなどの仮置場▽仮設住宅用地▽資材・車両などの復旧拠点−を提供。リサイクルステーションでは、汚泥や処理水の有効利用のほか、風力発電の基本検討を進めるとともに、消化ガス発電やヒートポンプ、燃料電池発電の計画を検討するとした。
この基本方針案は、下水道整備中長期計画改訂版の案とともに、1月25日までホームページで公表し、一般から意見を求める。
(2007/01/09)