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■ 【愛知】東山動植物園再生プラン、基本計画案を議会に(2/7)
■ 市緑政土木局は、東山の森づくりも含めた「東山動植物園再生プラン」の基本計画案をまとめ、議会に提示した。2016年度を目標に、動植物園は3期に分け再整備を行い、並行して進める東山の森づくりの整備とともに、総事業費に約400〜500億円を見込んでいる。7日の第6回東山動植物園再生検討委員会で基本計画案を策定し、3月末までパブリックコメントを実施した後、5月末にも基本計画を策定。07年度に第1期の基本設計および実施設計を行い、08年度の着工を目指す。
基本計画は、「東山動植物園再生プラン」と「なごや東山の森づくり」の各基本構想に基づき、周辺も含めたこれらの地区を環境首都なごやの拠点と位置付け、16年度までの10年間の事業内容を定めている。動植物園は、基本構想で掲げた基本方針を具体化する施設整備を行い、東山の森づくでは生物多様性の保全、環境学習・体験学習への活用、森づくり活動団体との協働などの観点で施設を整備する。さらに、これらの整備を行うことが周辺地区の活性化につながるよう、地域と協働・連携を図る。
【動植物園の再生】
動物園の展示ゾーンは、新設展示ゾーンとして「アジアの水辺」「アジアの森」「アフリカのサバンナ」「アフリカの森」「北極から南極の海」の5ゾーン、改修する展示ゾーンとして「オセアニア」「アメリカ」「日本」「魚類両性は虫類」「こども動物園」を挙げ、新設の区域をできるだけ集中させて整備する。植物園は、新設展示ゾーンとして「21世紀の空中庭園」「探検温室」「桜の回廊」、改修する展示ゾーンとして「東山の歴史」「東海モデル林」「地域の自然学習林」「樹木園」「姉妹都市の植物」を挙げ、子どもたちが体験・体感する植物園として世界初の展示を目指す。
動植物園全体の施設整備は、快適に利用できる空間の提供を基本に、清涼感があり、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、雨天時や寒暑の時期でも満足できる空間を整備し、自然との共生を目指した自然エネルギー利用や自然資源の利用を実現する。また「レストラン」「カフェテリア」「ミュージアムショップ」「ワゴン売店」などの物販・飲食施設、屋内・外の休憩所も園内各所に配置し、トイレも多目的トイレや幼児用トイレを設置する。
整備スケジュールは、16年度までに3期程度に分け整備し、工事が終了した個所から順次供用を開始する。第1期工事では、生物多様性の保全につながる施設を新設、既存展示施設を改修、情報交流拠点を整備し、正門と正門から星が丘門につながる主園路を整備する計画だ。第2〜3期工事では、動物の移動、第1期工事との連続性、既存施設の老朽化の状況、来園者の利便性などを考慮し、順次その他の展示ゾーン、主園路、駐車場の新設・改修を行う。
【東山の森づくり】
東山の森を北から「へいわの森」「くらしの森」「ふれあいの森」「いのちの森」「うるおいの森」の5つのゾーンに分け、墓園のある「へいわの森」と動植物のある「ふれあいの森」を除いた3つの森を対象に16年度までに整備する。
整備スケジュールは、「くらしの森」「うるおいの森」「いのちの森」の順に整備を進め、「くらしの森」では”なごやの里山エリア”の再生から着手する。「うるおいの森」の”水源の森エリア””サンクチュアリの森エリア””雑木林保全エリア”などを整備した後、「ふれあいの森」にビジターセンターや情報発信センターの機能を持たせる活動交流拠点施設を整備。後半で「くらしの森」の”水源の森エリア””雑木林保全エリア”と「いのちの森」全エリア、「うるおいの森」の”自然復元の森エリア”を整備する。
(2007/02/07)