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 【三重】新たな国営木曽三川公園基本計画を公表(1/14)

  国土交通省中部地方整備局は、新たな「国営木曽三川公園基本計画」を公表した。国道1号より下流の河口地区では、桑名市福島などの揖斐川右岸一帯で「七里の渡地区」(仮称)の整備を予定しているほか、三派地区と中央水郷地区について、おおむね10年間の整備運営に係わる基本的な方向性を示した。
 木曽三川公園は、三重、愛知、岐阜の3県にまたがる国内最大の国営公園。総面積は約6100f、総延長は約107`。基本計画は当初、1984年に策定し木曽川が流れる岐阜県、愛知県側の「三派川地区」、木曽川と揖斐川が交わり、3県が接する「中央水郷地区」、三重県桑名市で揖斐川と長良川が海に到達する「河口地区」の3地区を敷地特性の違いから個別で計画を策定していた。
 当初計画の策定から4半世紀を経た現在では、ゾーニングや社会情勢の変化、レクリエーションの多様化、公園と河川のつながりが十分に生かされていないなどの課題があるため、2007年11月から学識経験者や専門家、行政、地元自治体関係者による委員会を立ち上げ、計画の改定に向けて基本理念などの検討に着手。所管の木曽川下流河川によると、新たな計画の整備方針では、自然環境、歴史文化、広域への貢献、レクリエーション、参加・連携の五つの理念を掲げ、それに同公園が目指すもの、取り組みの手法に区分してそれぞれのエリアの在り方を盛り込んだ。
 中でも、拠点施設が現在ない河口地区は、08年度から桑名市福島や太一丸、住吉町など約9・6fの計画区域で基本設計に着手した「七里の渡地区」を事業化し、川やまちと一体となった歴史公園を目指すほか、河口地区のその他の拠点については今後、「河口地区センター」(仮称)などの整備の考え方を見直し、拠点の役割や配置を検討していく。
 このほか、公園全体では、これまでの事業実施拠点に限った範囲を取り除き、計画区域全体の魅力向上に努める。自然環境や歴史文化資源の保全・活用とともに、それら空間の連続性やネットワーク、市民、地域の連携として、遊歩道やサイクリングロードスポーツや遊び、憩いの場などの各種整備のほか、中央水郷地区で「桜堤サブセンター・木曽長良背割堤防」(仮称)について、水辺と歴史遺産を実体験できる場の提供を目指す。
(2009/1/14)

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