今年の2月から建設を進めていた沼津建設業協会(臼井良太会長)の新建設会館が、佐藤・大藤・富士峰特定建設工事共同企業体の施工で完成した。
沼津市本田町に建設された新会館は、県内最大の会員数を誇る沼津建設業協会の新拠点として、会員および協会のさらなる発展に寄与するものと期待される。
このたび、沼津建設業協会は昭和41年(1966年)の社団法人設立以来、地域建設業振興の活動拠点であった御幸町から駅北の本田町に会館移転をいたしました。
この事業は、東日本大震災以降顕著になった「災害時の事業継続計画(BCP)」という社会的ニーズへの公益団体としての私達の解答のひとつであります。
社会の急激な変化の中で建設業をとりまく環境も激変し、とりわけ「少子高齢化」という大きな課題に建設業が翻弄される時代にあっても、建設業に対する社会的ニーズは不変だと考えます。
インフラ整備や災害時の緊急対応に求められる建設業の姿を力強く描き、結実させるための会員活動の拠点として新会館が機能することを願っております。
新会館が会員はもとより、地域建設業の振興と地域住民の安全・安心に寄与できる場として、末永く活用されることを祈念し御挨拶といたします。
- 工事名称
一般社団法人沼津建設業協会会館新築工事 - 建設地
沼津市本田町284番地20外1 - 敷地面積
371.08u(112.254坪) - 規模
鉄骨造2階建延べ313.70u - 工期
平成26年2月12日〜7月31日 - 設計
株式会社佐藤建設一級建築士事務所(沼津市)