静岡市立清水桜が丘高等学校体育館・岡生涯学習交流館が完成｜建通新聞社

　平成25年4月に清水桜が丘高等学校が開校しました。開校当時は新校舎のみで、体育館は旧清水商業高等学校の施設を利用していましたが、平成26年9月、待望の新体育館、プール、岡生涯学習交流館が完成しました。

建設工事では、近隣の皆さまと学校関係者のご理解・ご協力をいただき、無事に進めることができました。あらためて、感謝申し上げます。

　第一、第二体育館と呼ばれる二つの屋内運動場、柔道場、卓球場などを有し、多くの室内競技を体験することができるようになりました。また、敷地の有効活用のために、プールを第二体育館屋上に設置しました。

敷地全体に自然の風が流れるよう工夫し、体育館内部に空気の流れを生み出し、熱気のこもらない環境をつくり出しています。
岡生涯学習交流館は、地域のコミュニティと防災の拠点として機能するように、多目的室、会議室、調理室、和室などを整備しました。多くの皆さまのご利用を期待しています。
防災面においては、災害時の避難場所として、より多くの人命を守るため、耐震性の高い鉄骨鉄筋コンクリート造を採用しています。また、太陽光発電、プロパンガス、都市ガスなど、エネルギーの多様性を備えた新しい施設となっております。

前身である静岡県立庵原高等学校と静岡市立清水商業高等学校の伝統を受け継ぎ、新たに清水桜が丘高等学校の歴史を築いていくことを希望しています。
今後も、地域に開かれた明るい学校づくりに取り組んでいきたいと思います。引き続き、多くの皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

　静岡市立清水桜が丘高等学校の体育館が、校舎棟に続き完成した。敷地の一部には岡生涯学習交流館を複合的施設として整備したほか、体育館は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建ての第一体育館・鉄骨鉄筋コンクリート造５階建ての第二体育館を設けた。11月16日には、岡生涯学習交流館の開館式典が開かれる予定。

　施工は、建築が鈴与・イハラ・積志特定建設工事共同企業体、電気設備が日進電機株式会社、空調設備が瀬口冷熱工業株式会社、衛生設備が清水水道設備株式会社、昇降機設備が三菱電機ビルテクノサービス株式会社中部支社静岡支店。