国土交通省北勢国道事務所が整備を進めてきた国道1号北勢バイパスの四日市市垂坂町〜山之一色町(市道日永八郷線)の延長1.4`(2車線)区間の工事が完了し、3月7日に開通した。開通区間は四日市ハイテク工業団地に隣接する。開通により沿線地域から高速道路(四日市東インターチェンジ)などへ、これまでより走りやすい新たなルートで接続でき、工業団地に立地する企業からも周辺道路の混雑緩和、利便性向上の効果が期待される。
北勢バイパスは、交通渋滞の緩和、災害に強い道路機能の確保、地域経済活性化の支援を目的に整備が行われている。川越町南福崎の国道23号との交差点から鈴鹿市稲生町の中勢バイパスに接続する計画延長約28`の幹線道路で、このうち四日市市采女町で国道1号に接続する事業延長21`を、国交省北勢国道事務所が整備を進めている(国道1号〜中勢バイパスは未事業化区間)。今回の供用で、川越町南福崎から市道日永八郷線までの延長8.5`が開通した。
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国道1号北勢バイパス 3月7日開通!
四日市市垂坂町〜(市)日永八郷線間
7日に現地であった開通式典には、三重県の鈴木英敬知事をはじめ、地元の関係者、施工業者の代表者、国交省の職員ら約200人が出席。式では、国交省中部地方整備局の八鍬隆局長が「三重では国体も控える。477号バイパスまでの早期の開通を目指し今後も整備を進めていく」と話した。鈴木知事は「道路ネットワークの整備は地域の活性化につながる。そうした経済の側面だけでなく、地域の方が安心して走れ、快適な生活を支える道路となることに期待する」と述べた。
テープカットやくす玉開披があったほか、安全を願って出席者らが風船を飛ばした。また、関係者をはじめ、地域の住民らが新たな道路を歩いてパレードした。
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