2010年から相模原市が主体となり、事業を進めている津久井広域道路整備。このうち、圏央道・相模原インターチェンジ周辺の延長約2.8`区間の供用を、IC開通に合わせて3月29日に開始した。
道路は標準幅員22bの4車線で、山間部で切土や法面処理を実施したほか、100bを超す橋梁も架設した(一部15年度中に供用予定)。
同区間の開通により、津久井地域の主要幹線で発生する渋滞の緩和に加え、圏央道へのアクセスが強化されることで、関越・中央・東名を結ぶ広域ネットワークを活用した、地域経済の活性化が期待される。
津久井広域道路は、圏央道(さがみ縦貫道路)の相模原ICのアクセス道路として、また広域交流拠点都市としての交通ネットワークの形成を図る上での重要な路線です。
今回、相模原ICの供用に合わせた新小倉橋西側から串川ひがし地域センターまでの約2.8km区間の開通にあたり、地域の皆様や工事に携われた方々をはじめ、ご協力を賜りました多くの方々に厚くお礼申しあげます。
- 事業名称
津久井広域道路整備事業 - 事業主体
相模原市 - 規模
延長約2.8q、標準幅員22m(新小倉橋付近〜串川ひがし地域センター前交差点) - 橋梁
唐沢大橋上・下線(橋長129m・111m、上部工=連続鋼箱桁橋など、
下部工=張出式橋脚ほか)、荒句大橋上・下線(橋長155m・149m、
上部工=PCT形ラーメン箱桁橋、下部工=壁式橋脚ほか)