【愛知県】道の駅を整備|建設ニュース 入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社 中央

建設ニュース、入札情報の建通新聞。[建設専門紙]
レント

佐原光一

 

 ――16年度の抱負は。
「少子化対策のための子育て支援、学習環境の整備、産業育成などをサポートしていく。そのために、地元での起業や商品開発により、地域の雇用を創出する施策を充実していくと同時に、高齢者がアクティブに活動できるまちづくりを目指す。今年は、市制施行110周年の節目を迎え、8月1日には記念式典を開催する。県下で2番目の市で歴史は古い。市の良いところを積極的にアナウンスしていき、新たな魅力を生み出し、市民の皆さんと祝いたい」

 ――地震津波対策として津波防災センターを整備する予定だが。
「杉山町天津地区に津波防災センターを整備する。市内で2カ所目となる防災ビルで、一時的に滞在できる備蓄倉庫を設ける。平常時は地域防災力を強化する場として活用していく」

 ――豊橋駅前大通二丁目地区再開発事業と一体的に整備するまちなか図書館(仮称)、まちなか広場(仮称)については。
「再開発準備組合と連携した事業なので、再開発ビルの整備計画を見ながら検討する。図書館は再開発ビルのフロアを取得する事業で、規模は4000平方b以内、広場は再開発ビルの東西を結ぶ連結部に2200平方b程度で整備し、多くの人が集い、交流する場にしたい。過年度でまとめた計画に基づき、実施設計をまとめる。19年度の開館を目指している」

 ――豊橋市では初となる「道の駅」の特色は。
「名豊道路七根インターチェンジ(IC)周辺に、道の駅『とよはし』(仮称)を18年3月の完成を目指し準備を進める。市内では初の道の駅になり、国土交通省の重点道の駅として県内では唯一の選定となった。16年度は施設の用地取得、実施設計や周辺道路の整備に着手する」
「施設規模は約3万8000平方bを想定。駐車場は広く確保し、施設はシンプルな上屋を想定している。産業振興、地域福祉、防災拠点の機能を設ける。産業振興では大学と農家、地元企業などと連携し、オリジナルメニューやイベントを開催したい。南海トラフなどの巨大地震に備えるため、道の駅を豊橋市地域防災計画に位置付け、防災活動の拠点とする」

 ――新東名高速道路の開通に伴う影響は。
「東名高速と国道1号などの幹線道路は渋滞緩和している。今後は、市道の整備に力を入れていきたい。国道259号植田バイパスから明海町方面に抜ける明海老津線(仮称)の路線決定を行い、田原市街地に抜ける道路との住み分けを進めたい。幹線道路からのスムーズな移動を実現させるため努力していく」

 ――スポーツ施設や教育関連施設の老朽化対策は。
「豊橋公園内の陸上競技場のスタンド改修を11月ごろに着手するため準備を進めるほか、テニスコートの再整備に入る。総合スポーツ公園整備として、サッカー場(C地区)の用地取得と実施設計を進める。少年サッカーの大会が行える程度の施設で、人工芝で整備する」
「高根小学校の校舎、屋内運動場、校区市民館、放課後児童クラブを一体的に整備する。機能性の向上や防災機能の強化を図り、地域の住民にも利用しやすい施設を目指して、20年度の完成を目標に整備を進める。また、大村小学校、吉田方小学校、南部中学校の校舎大規模改造を進めるほか、こじか保育園を認定こども園として整備する」

 ――市営住宅の建て替えについては。
「老朽化した市営住宅の防災性、居住水準の向上を図るため、西口母子・西口・西口改良住宅を集約統合、西口住宅として建て替える。既設住宅を高層化する計画で、3棟を整備する。16年度は地質調査、実施設計、移転補償、一部住宅の解体工事などを進め、17年度には第1期建設工事に着手したい」

 ――その他の投資的事業は。
「総合動植物園公園のリニューアルを継続する。ふれあい広場(仮称)の整備、獣舎など施設改築などを進め、市制施行110周年記念事業としてプロジェクションマッピングを利用した『プレミアムナイトガーデン』を開催する。市民病院では、手術センター棟整備に向け基本・実施設計に着手する。また、『豊橋田原ごみ処理広域化計画』を推進するため、環境アセスメントを行うほか、下水道施設の地震対策と野田処理場の老朽化対策を進める」

 

まちなか広場のイメージ図

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