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豊田市　浄水中学校・交流館建設工事が完成
豊田市で初めて中学校と交流館を合築

校舎外観

太田稔彦

　浄水中学校は、平成28年4月に、市内では28番目の中学校として、豊田市浄水地区に開校します。校舎は、交流館との合築という、豊田市としては初めての施設です。建物内部の壁や建具などには地域産材を多く使用しており、子どもたちや来館者が木のぬくもりを感じ、明るく温かみのある内装になっています。施設の中央にはエントランス広場があり、特徴的な大きな屋根が設置されています。
また、太陽光発電設備を建物の屋上に備え、災害などの非常時には、拠点施設として機能するようになっています。
浄水中学校が、交流館との合築という環境を生かし、子どもたちの成長を支え、地域に愛される学校として、また、地域の人々の交流の場として、地域ぐるみの教育が一層推進されることを願っています。

エントランス

校舎北面

規　模
主建築物：鉄筋コンクリート造4階建て　延床面積11,999.2㎡（中学校9,610.8㎡、交流館910.5㎡、共用部1,477.7㎡）

南棟：4階建て（普通教室18室、職員室等管理諸室、メディアセンター、多目的室、地域支援室ほか）

北棟：2階建て（コミュニティホール、事務室、図書コーナー、和室、会議室、音楽室、美術室、調理室、被服室ほか）、プール（屋上）
屋内運動場棟：2階建て（アリーナ、多目的ホール、木工室、金工室、実習室、クラブハウス）

その他建築物　236.3㎡（屋外倉庫、屋外便所、体育倉庫、機械室）

所在地
豊田市大清水町大清水12番地1

工事期間
平成26年7月1日～平成28年2月15日

設計・監理
㈱東畑建築事務所　名古屋事務所

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