このたび、明治5年4月に市内で最初の小学校として開校した寺部小学校と、昭和27年に前身となる「みのり幼児園」として開園した寺部こども園を、市内で初めて合築により移転整備しました。
施設は、互いの活動に配慮し、独立性を保ちながらも交流の場を確保する機能配置とし、子どもの学びのつながりを重視した教育活動の一層の推進を図っていきます。また、地域力を生かした学校支援を進めるため、学校支援地域本部の拠点となる地域支援室を配置しました。
教室・保育室の柱や梁、壁などには積極的に地域材を使用した木造・木質化を図り、やすらぎとぬくもりのある快適な環境づくりを行いました。
こども園・小学校・地域が連携して地域ぐるみの教育を行うことで、子どもたちが豊田市や地域を大切に思う心を養い、健やかに成長することを願っています。
- 規 模
主建築物:木造2階建て一部鉄筋コンクリートおよび鉄骨造 延床面積10,592.1u(小学校8,270.6u、こども園2,321.5u)
小学校:普通教室20室、特別教室9室(メディアセンター、家庭科室など)、職員室等管理諸室、多目的室、地域支援室、交流スペース、屋内運動場ほか
こども園:保育室9室、乳児室3室、職員室等管理諸室、遊戯室、地域交流長時間室、水遊び場ほか
その他:プール・更衣室、屋外便所・倉庫、防災倉庫(337.1u) - 所在地
豊田市上野町1丁目173番地 - 工事期間
平成26年7月1日〜平成28年2月15日