掛川市が整備を進めてきた、千浜小学校屋内運動場が完成した。
千浜地区は強い浜風の吹く遠州灘海岸に近接。アリーナは、強い浜風を受け立つ「砂丘」と砂丘を保護する「堆砂垣」をイメージし建設された。
落成式当日は、千浜小学校児童らによるパフォーマンスや地元企業からのお祝いの品の寄贈などが行われた。
多くの関係者さまの深い御理解と御協力をいただき、おかげを持ちまして工事が順調に完了できましたことを、まずもってお礼申し上げます。
旧屋内運動場は、約44年の長きにわたり児童や地域の皆さまから親しまれてきましたが、これからの新しい時代を見据えて建て替えることになりました。完成した新屋内運動場は、旧屋内運動場と比べて、アリーナ部分は3割程度大きくなっております。子どもたちのため「よく遊び、よく学ぶ子」をコンセプトに、新屋内運動場と北校舎の間に広場を設け、この屋内運動場のデッキスペースと一体的に利用できる施設としました。さらに、災害時には、避難所として機能する耐震性の高い施設であります。
この運動場が、未来を担う子どもたちにとって、心豊かで健やかな人間形成の場になることを心から期待いたします。