技術者×高校生 意見交換会|建通新聞社

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ゼネコン技術者×高校生 意見交換会

ものづくりの魅力を伝える〜次代を担う君たちへ〜

 

全体

 

 「建設業に就職して、安定した生活が送れるのだろうか」「現場での仕事が厳しく、長く続かないのではないか」。そんな高校生の悩みや不安を解消するため、本紙は、ゼネコンの技術者、建設業団体の関係者に集まってもらい、高校生との意見交換会を開いた。技術者たちはものづくりの魅力や現場での心構えを伝え、高校生からの質問にも丁寧に回答。次第に明るくなっていく高校生たちの表情が印象的だ。彼らが建設業の道に進み、若い力で現場を盛り上げてくれることに期待したい。来たれ!金の卵たち―。

<出席者>
■ゼネコン

・久保田泰史氏(熊谷組関西支店土木事業部土木部工事管理グループ部長)
・小山孝氏(鴻池組土木事業本部技術部企画課課長)
・春山真コ氏(佐藤工業大阪支店土木営業部営業課担当課長)
・松橋立樹氏(錢高組大阪支社土木統轄部土木部土木課)
・渡邉有輝氏(鹿島関西支店三宝ジャンクション工事事務所工事係)

■建設業団体
・安藤勲氏(日本建設業連合会関西支部事務局長)
・岩田正吾氏(関西鉄筋工業協同組合理事長)

■高校
【大阪府立今宮工科高等学校3年生】
・冨田真生さん
・大伴裕雅さん
・園田匡海さん
・篠原穂高さん
【大阪府立布施工科高等学校2年生】
・東克斗志さん
・西田仁さん
・清水俊太さん
・梅本加寿樹さん
【大阪府立西野田工科高等学校2年生】
・速水基さん
・中田翔馬さん
・宮本拓弥さん
・松本裕歩さん

 

技術者画像2

 

―本日出席してくれた高校生の中には、すでに建設業に就職が決まっている生徒もいれば、建設業に進もうかどうしようか悩んでいる生徒もいます。はじめに、技術者の皆さんが建設業に進もうとしたきっかけと、ものづくりの魅力についてお聞かせください。

 

その失敗を糧により良いものを造ってやろうという思いで

 

久保田 私が入社したのは1991年で、バブル期でした。求人も大変いい時代でしたから、商社や銀行に就職した人も多かったのですが、大学で土木工学を勉強したので、それを生かしたいという思いが強く建設会社を選びました。入社当初、シールドトンネルの現場に配属され、土木の世界を一から学びました。同じ現場に4年間いて、時には失敗し、先輩や職人から怒られることもありましたが、その失敗を糧により良いものを造ってやろうという思いで今日に至っています。工事の段取りが違ったりすると職人に怒られますが、そこで若い人がどう受け止めるかが重要です。先輩や上司に状況を伝え、解決策を見いだして対応するという動きができなくては職人から認めてもらえません。土木の現場は一つ一つ異なり、常に体験したことのない事象が起きます。それを、若い技術者もベテランの職人もお互いを認め合いながら一緒になって解決していくのが、建設現場の面白みであり、やりがいでもあります。

小山 高専卒業後に大学に編入学し土木工学を学んできましたが、建設業への就職に対してそれほど高い志を持っていたわけではありません。在学中に阪神・淡路大震災が発生しました。たまたま関西に来る機会があり、被害を目の当たりにしたのですが、建設会社と発注者が一丸となって復旧に取り組んでいる姿を見て格好いいなと強く感じ、この世界で働こうと決めました。発注者や建設コンサルタントもそれぞれにやりがいがあると思いますが、実際に現場でものを造ることができるゼネコンを就職先に選びました。これまで現場でも働きましたし、現在は技術部で技術開発や現場支援などを担っています。土木工事の場合は設計図通りに工事が進むことはまれで、現場の状況に合わせてものを造ります。一つ一つ課題を解決しながら要求されたものを造っていくため、非常に意欲が湧きますね。仕事の大小にかかわらず、実際に造ったものを間近で見ると、「俺がこれを造った」と胸を張りたくなります。この達成感は他の仕事ではなかなか味わえません。

春山 私は工業高校からゼネコンに入社しました。先生から学んだことを吸収していれば十分務まりますから、安心して建設業に入ってきてください。入社して面食らったのは、現場ではすぐに中間管理職になり、自分の親よりも年上の職人さんを相手に指示を出すということです。そういう人たちとのコミュニケーションを取るのに苦労しましたが、同じ目標に向かって一緒に働いているので、話し合いを重ねれば解決します。また、構造物が完成したとき、道路が開通するときの喜びは何物にも替え難い瞬間なので、たくさんの若い人に味わってもらいたい。20年近く現場で施工管理をしてきましたが、現在は営業に就き、ものを造る側から仕事を取ってくる側になりました。建設会社だからといって、ずっと現場に配属されるとは限りません。また、建設業は同業他社のつながりが非常に強く、同級生がすごく大事な存在になります。いま友達をたくさんつくっておけば、会社に入ってからも非常に役立ちますよ。

松橋 中学3年生の時にものづくりの仕事を意識し、高専に進学しました。高専で学んだことを無駄にしたくなかったので、ゼネコンに絞って就職活動を行いました。この仕事は職人とチームになってものを造っていくことが醍醐味だと思います。自分で施工管理を行っていく中でイメージ通りに工事を進めることができると、そこにやりがいを感じることができました。入社2年目の時に西日本高速道路会社のトンネル現場で仕事をしましたが、完成したときは苦労した分とても達成感がありました。今は開通し、私も利用することがありますが、「俺が造った」という充実感とともに、当時のことを思い出して感慨深くなります。そういう気持ちが味わえるのも、この仕事ならではだと思います。また、同業他社とのつながりも強いです。何社か集まって共同企業体をつくり工事を受注するケースがありますが、その仕事を通じて他社の技術者の方々と交流できるのは貴重なことです。鴻池組の小山さんとも一緒に仕事をしましたが、技術者同士、職人同士など、いろいろな関わり合いができるのも魅力の一つだと思います。

渡邉 出席している技術者の中では、私が一番若手です。高校生の皆さんとは年齢が近いので、抱えている悩みはなんとなくですが分かります。大学から土木工学を学んだものの、最初はどこの会社が何の仕事をしているのか知りませんでした。2回生の夏休みにインターンシップを利用して西日本高速道路会社にお世話になり、そこでインターチェンジの現場などを体験させてもらい、次第に建設業の仕事に興味を持つようになったのです。入社後は幸運にも、学生時代からやりたいと思っていた高速道路の仕事に携わることができ、現在は阪神高速道路の三宝ジャンクションの現場に勤務しています。土木工事は一人でできるわけではなく、協力会社、職人さんなど多くの人が集まって大きな構造物を造るのが特徴です。私は若いので現場を走り回っている毎日ですが、実際に形になった時に非常にやりがいを感じます。三宝ジャンクションも一部開通しており、皆さんに利用されているのを見ると、社会の役に立てて良かったなと思います。

 

大阪府今宮工科高等学校 3年生

 

―それでは、今度は高校生からの質問に答えていただきます。今宮工科高校の3年生は4人とも就職先が決まっていますが、建設業に入るに当たって何か不安や疑問があれば質問してください。

 

今宮工科高等学校

 

冨田 「現場のことは何もまだ分かりませんが、第一に優先することは何ですか」

渡邉 危険なことをしないこと。新人は必死なので、自ら進んで危ない場所に行ってしまいがちですが、まずは自分の身を守ることが大事です。また、仕事を進める上では、自分が現場の目であることを自負しながら作業し、たとえ小さなことでも上司への報告・連絡・相談を欠かさないようにすることが大切です。

篠原 「建設会社に入ったばかりの時は、どういう気持ちで仕事をしていましたか」

小山 早く仕事を覚えたいと必死でしたね。一人前と早く認められるよう、分からないことは恥ずかしいなんて思わずに、先輩や上司に聞き解決するよう心掛けました。高卒だろうが大卒だろうが、現場配属になったら協力会社の方からは「監督さん」と呼ばれます。監督は現場全体をよく把握し、職人さんに指示を出さなくてはいけない。それができないと馬鹿にされます。だから就職後も必死で勉強し、職人さんに呼ばれる前に指示を出すように心掛けました。知識や経験を身に付ければ、職人さんからの信頼が得られ、仲良くなることもできます。一番よくないのは、質問されたときに「分からない」と答えることです。

大伴 「男性が多い職場なので、結婚できるのか心配です」

久保田 仕事も大事だけど、結婚することも大事ですよね。でも心配いりません。どこの現場でも多少残業があり、疲れてそれどころじゃないときもあるけれど、みんなオフの時間は恋愛や趣味など有意義に使うようにしています。確かに他の職場に比べれば女性の数は少ないですが、少子高齢化で労働力不足という中、建設業も女性の就職を増やそうという動きが出ています。そういった点ではこれから先、工事現場で女性と机を並べて仕事する機会が増えると思います。建設業を選んだからといって結婚できないなんてことはありませんので、心配無用です。

園田 「工事の進行状況にもよると思いますが、残業時間はどのぐらいあるのですか」

春山 正直いって残業時間は長いです。ただ、誤解しないでほしいのは、現場の技術者は嫌々残業しているわけではありません。時間が拘束される中で作業を進めるのではなく、自分の仕事をやりきろうという思いで残業しているのです。誰からも強制されない、前向きな残業であることを分かってほしい。残業時間は現場によって、あるいは人によって違うので一概には何時間と答えられませんが、一人一人の役割分担があり、それをやり遂げるための残業です。また、残業代もちゃんと出ます。

 

大阪府立布施工科高等学校 2年生

 

―布施工科高校の4人はまだ2年生ですね。何か聞きたいことはありますか。

 

大阪府立布施工科高等学校

 

梅本 「建設業で働いていくために、一番大事な気構えは何ですか」

 

技術力のほかに現場を動かせる人間力が大事

 

松橋 この仕事はコミュニケーション能力が特に求められる仕事です。人との接触なくしてこの仕事は務まりません。技術力、知識力を高めることも大事なことですが、それとは別に現場を動かしていく人間力が重要となってきます。積極的に話し掛けてコミュニケーションが図れれば、人を動かす力も備わってきます。普段の生活の中でも大事なことですが、人に対する気配りや言い方に気を付けることは、仕事をしていく上でも大切なことです。

清水 「技能五輪全国大会の配管職種で大阪代表を目指しています。施工管理の仕事には直接不要かもしれませんが、技能検定2級取得や全国大会出場など社会に出てから役に立ちますか」

春山 高校在学中に資格を取得することは非常に良いことだと思います。このほかにも測量士補なども在学中に取得できます。進む道にもよりますが、資格を取得しておけば履歴書にも書くことができますし、将来いろいろと役に立ちますよ。

西田 「現場を見学したいのですが、あまり機会がありません。土留めや掘削、杭打ちなどの工事現場を見学できる方法はありますか」

安藤 日本建設業連合会(日建連)では「100万人の現場見学会」を以前から開いており、すでに200万人を超える方が参加しています。日建連のホームページに入れば申し込みの流れを確認してもらうことができます。また、国土交通省近畿地方整備局でも「魅せる!現場」として、一般向けの現場公開を積極的に行っています。ぜひこの機会に、日建連や近畿地方整備局の取り組みを先生方に知ってもらい、生徒の皆さんに現場見学の機会を増やしてあげてほしいです。

東 「僕が布施工科高校を選んだきっかけは父も兄も本校の卒業生で、建設業で働いているからです。僕もこの道に進みたいという思いがありますが、まだ施工管理の道に進むか専門職に進むか決まっていません。どういう視点で進路を考えていけばよいですか」

久保田 お父さんやお兄さんを見ていて、建設業はどんな印象ですか。

東 「大変そうに見えますが、格好よく、憧れもあります」

久保田 お父さんやお兄さんが汗水流して頑張っている姿を「格好いい」と素直に言えることは非常に素晴らしいですね。まだ2年生でいろいろな選択肢がありますが、私は経験上、施工管理の仕事が苦労はあるけれど日々成長できる分野だと思っています。会社に就職して、初めのうちは自分のやっていることが何か小さいことのように感じてしまうかもしれませんが、組織の中の一つのポジションとして重要であることがそのうち分かるようになります。素直な気持ちを持って周りの人と接していけば成長できる仕事なので、前向きな姿勢で臨んでください。

 

大阪府立西野田工科高等学校 2年生

 

―西野田高校の皆さんも2年生です。疑問に感じていることを質問してください。

 

大阪府立西野田工科高等学校

 

速水 「建設業の職種と仕事内容を教えてください」

小山 総合建設業は直接職人さんを抱えずに、協力会社の人と一緒になってものをつくります。例えば道路を造るにしても、トンネルであったり山を掘削したり、盛り土したりとさまざまな方法があり、油圧ショベルなどの重機を操作する仕事、鉄筋を組んだりコンクリートを打ったりする仕事など、たくさんの職種が入ってきます。こういった作業をしてくれるのが専門工事業の会社です。専門的な仕事をしたいなら専門工事業、全体的な仕事をしたいなら総合建設業になります。どの仕事に就きたいのかを決め、どんな仕事をしている会社なのかをよく調べながら就職活動をするのが望ましいです。

宮本 「勤務時間はどのぐらいですか。また、先輩、後輩の上下関係は厳しいですか」

渡邉 私の例でいうと勤務時間は朝8時から夕方5時までです。日中は現場で進捗具合の確認や安全管理をするので、午後5時以降に今後の計画づくりなどをしています。そのため帰りは夜遅くになってしまいますね。午後5時にすぐ終われるようなことはありません。また、都市部の現場では夜勤もありますので、その場合は生活が逆になります。ただし、体調が崩れないよう交代しながら勤務するので大丈夫です。先輩、後輩の仲は非常に良いです。学生時代は年上の人と話す機会が少なかったのですが、10歳も20歳も年上の人とたくさん話をしますし、非常に親身になって話を聞いてくれます。

松本 「資格を取得すると給料は上がりますか」

小山 ゼネコンで一番求められる資格は、一級土木施工管理技士です。これを取得しないと監理技術者の資格が得られませんので、現場を任せてもらえません。資格手当を出す会社もあれば、手当はないけれど合格時にお祝い金を出すなど、会社によって対応は違います。他にも技術士や測量士、コンクリート技士など資格がたくさんありますので、会社が求めている資格や手当について、就職活動の際に確認してみるといいかもしれませんね。

中田 「高校生の間にどの程度勉強しておけば役立ちますか。就職後もいろいろと教えてもらえるのでしょうか」

久保田 土やコンクリートなど、学校で学んだことは基礎になります。日々の勉強をきちっと修めていかないと苦労します。ただし、学校で勉強してきたから会社に入ってすぐに工事に使えるかというとそれは違った世界です。実際の工事現場では一から覚えることが多い。また、入社後は、一級土木施工管理技士の受験前に資格を持っている上司や先輩が論文の添削をするなど、会社として合格させるための手助けをしています。しかし、全てを手取り足取り教えるというわけにはいかないので、仕事しながらその場で一つ一つ教わって、また資格取得に向けては自分の時間を割いて勉強してもらうしかありません。

春山 私は工業高校出身なので、どういった授業をしているのかイメージがつきますが、工業高校の教科書は実践で非常に役立ちますよ。全てを完璧に覚えるのは難しいですが、なんとなくでも覚えていれば、いざというときに役に立ちます。

 

―本紙では、高校生に対し建設業に関するアンケート調査を実施しました。建設業のイメージについての設問では、「やりがいがありそう」という回答がある一方で、「柄が悪い」などのマイナス面も目立ちました。イメージアップが大きな課題だと思いますが、高校生の皆さんから意見を聞かせてもらえますか。

冨田 「現場見学に2回行きましたが、作業をしている職人さん同士が全く会話していないこともあってか、怖そうなイメージが結構強いです」

東 「確かに怖いイメージがありますが、真剣に取り組む姿がそう見えるだけだと思うので、僕はあまり気になりません」

冨田 「18歳で社会に出て、何も分からない中で年上の職人さんとうまく接していけるのか、正直不安です。言葉遣いをしっかりするよう心掛けますが、失敗も多いと思うので、怒鳴られてばかりいるような気がします」

小山 見た目が怖い人、言葉遣いの悪い人も中にはいますが、根は優しい人がほとんどです。職人さんがプライドを持って真剣に仕事をしていますので、元請け企業がそれに応えられなかったりすると怒鳴られることもあります。最初からうまくはいきません。私も失敗を重ねてきました。失敗を恐れないで、分からないことがあれば質問する、失敗したら素直に謝って今後の対応を考えることを繰り返してください。また、現場ではしっかりあいさつすることが大事です。誰でもいいから、大きな声で「おはようございます」とあいさつしましょう。元気がある若い人には、職人さんも好感を持ってくれます。


―転勤や労働時間について不安を抱いている高校生も多いようです。

久保田 転勤は全国規模の会社に入れば付き物です。関西出身であっても他の地方に勤務するよう命じられます。ただし将来、家庭を持って、子どもが生まれ、本拠地を置きたいという時期が来れば、希望を会社に言えばいいと思います。
 

自分に厳しくあれ!失敗してもそこから逃げないで

 

岩田正吾

岩田 労働時間に不安を感じるというのは時代背景ですね。われわれが若いころは「黒部の太陽」という映画を見たりして、憧れを持って業界に入った人が多いので、労働時間に対して不安を口にする人はあまりいませんでした。日本のゼネコンは工期を守ることで世界的に高い評価を受けていますが、労働時間が制約されると、そういうところにも影響が出てくるかもしれませんね。職人は怖いイメージがあるようですが、自分に厳しいだけです。高校生の皆さんも、建設業で働くときは自分に厳しくあってください。自分に厳しい人間に職人は溶け込みます。人間関係が構築されれば、困ったときに「あいつのためにもうひと踏ん張りしてやろう」とかいって必ず助けてくれます。失敗してもそこから逃げないでください。また、建設業のイメージの悪さはメディアの影響が大きいのですが、われわれ専門工事業も、例えばイケメンの職人を集めた冊子を作って女性受けを良くするなど、イメージチェンジに努めます。


正しい情報で就職先に


安藤勲

安藤 私は工業高校を卒業後、発注者の立場で仕事をしてきましたが、3年前にリタイアし、現在は建設会社の集まりである日建連の事務局を担っています。発注者と建設会社との間に立って、さまざまな課題の改善に尽力しているところです。工期の厳しい工事が多い中で、日建連は適切な工期設定を要望しながら、労働時間、週休2日制、給与面など職場環境の改善に向けた取り組みを進め、女性の技術者、技能労働者などの担い手確保を図っています。建設業は、いわゆる3Kといったダーティーなイメージで捉えられがちで、就職先として望まない親御さんもおられると聞きます。業界のことを正しく知ってもらうために、これからも現場見学会などを開いていきますが、先生方も生徒たちのご両親に、建設業の本当の姿をアピールしていただきたいです。



―建設業の正しい情報を発信することで、やる気のある若い人材が集まることを期待します。高校生の皆さんは、これから社会人になって活躍されると思いますが、ぜひ建設業に入り、業界を盛り上げてください。


全体



司会進行=川ア崇史、内田健一
写  真=増田茂樹
文・構成=菊池勇二
(大阪支社報道部)

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