建設業界ニュース神奈川版 |
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建通新聞のネットワークから、毎日最新の建設ニュースをお届けいたします。 ■ 【神奈川】伊勢原射撃場再整備、全弾回収型施設に 県(7/6) ■ 神奈川県教育局は、鉛弾対策のため休止していた神奈川県立伊勢原射撃場(伊勢原市上粕屋2380)を再開するための再整備工事に着手する。「全弾回収型施設」とするため、散弾の飛散を防ぐための柵や壁を設置するとともに、銃弾の回収を容易にして地下水への影響を防止するためのアスファルト舗装、防音壁の設置などを行う。2007年度6月補正予算に設計費4400万円を盛り込んでおり、近く基本・実施設計を委託する考え。指名競争入札方式で同局が発注する見通し。08〜09年度の2カ年で施工する計画。 伊勢原射撃場は、1972年にオープンした施設で、94年から97年にかけて「かながわ・ゆめ国体」の射撃競技会場として県が再整備。年間約3万人が利用していた。 しかし、鉛弾による土壌汚染が問題化し休止する射撃場が他県で相次いだことから、県は同射撃場の周辺を含めた地下水や排水などへの鉛の影響を調査した。いずれも基準値を下回っていたが、鉛による汚染が深刻化する前の対策を決定。02年4月から射撃場を休止して、土壌の調査や鉛弾・鉛含有土壌の回収、処理を実施してきた。 同局ではこれらの対策と並行して、有識者や利用者らで組織する「県立伊勢原射撃場あり方検討会議」で鉛弾対策や今後の運営などを検討。 同会議が、▽今後は代替弾使用を原則とし、条件付きで鉛弾の使用も認める▽施設は全弾回収型として改修することが望ましい▽事業主体は県、施設運営は民間が行う県立民営方式が望ましい▽恒久対策工事費用は県が全額拠出することが望ましいが、利用料金の一部に反映させる形で利用者が負担することも必要―との答申をまとめた。 同局ではこの方針も踏まえ、環境汚染を未然に防ぐ対策を施し、「全弾回収型施設」として再開する方針を固めた。 具体的には、クレー射撃場に散弾の飛散を防止するための飛散防止柵を設置するほか、クレー射撃場とライフル射撃場の間にコンクリートの飛散防止壁を設置する。さらに、銃弾の回収を容易にし、地下水への影響を防ぐためのアスファルト舗装や法面部へのコンクリート吹き付けなども実施。このほか、水質監視・処理施設や、騒音防止のための防音壁などの設置も予定している。 詳細については今後委託する設計の中で固めるが、防止柵は高さ8〜14b程度で面積4000平方b程度、防止壁は高さ20〜30b程度で面積1200平方b程度となる見通し。 07年度中に基本・実施設計をまとめ、08年度に工事を発注。09年度末までの2カ年で施工する。 (2007/7/6) |
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