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 【大阪】大阪府  I Cカード登録低調で危機感(1/16)

  大阪府は入札・契約制度改革で、2007年度から1,000万円以上の工事について災害の応急復旧などを除き原則的に電子による一般競争入札とする方針を発表したが、新たに電子入札の対象となる業者のICカード登録率が低いことに危機感を抱いている。特に発注件数の多い土木CDランクが30%以下の取得率にとどまっている状況では公正な入札を執行できないとしており、年度末までの限られた期間で集中的な説明会を開催。これへの参加を強く呼び掛ける。
 府の現在の入札制度では、24億1,000万円以上が電子による一般競争、1億8,000万円以上が電子による公募型指名競争入札の対象。この対象となるランクは土木一式ではB1ランク以上、建築一式ではB2ランク以上、電気・管設備ではB1ランク以上、舗装ではAランクとなっている。このため、このランクではICカードの登録が進んでおり、おおむね70%以上の登録率。
 しかし、07年度から実施する1,000万円以上の工事では、大阪府の主要業種ですべてのランクの業者が対象となる。特に土木一式のはB2、Cランク、建築一式のCランク、電気・管設備のB2、Cランク、舗装のBランクは、これまで府の電子入札対象案件がなかった状態から、07年度には入札に参加できる案件のすべてが電子による一般競争入札となる。
 このランクのICカード登録率はおおむね40%程度にとどまっている状況。国土交通省の入札に参加する機会のある規模の業者はすでにすでにICカードを取得し、府への登録率も高い傾向にあるが、これ以下の規模では登録率が大幅に落ちる。土木一式では、B2ランクが70%を超えているのに対し、Cランクでは30%にも届いていない。電気・管でもB2ランクは50%に近いがCランクでは30%前後だ。
 いずれにしろ、08年度には電子・一般競争入札の完全実施を見込んでおり、府の入札への参加とICカード登録は一対のものとなる。「残された準備期間は長くない」は、すべての入札参加資格者にあてはまる。
(2007/1/16)
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