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 【大阪】PCF壁高欄工法など新技術試行決まる(1/18)

  国土交通省近畿地方整備局は1月17日、2006年度第3回新技術活用評価会議(座長・足立紀尚京都大学教授)をKKRホテル大阪で開いた。「PCF壁高欄工法」など2件の新技術を事前評価し、現場で試行することを決めたほか、既に事前評価済みの「重防食根巻積層高嵩上補修工法」の試行計画を固めた。
 今回試行が決まったのは、▽PCF壁高欄工法・VFRCタイプ(開発:瀧上工業、東海コンクリート工業)▽カメラ・レーダ複合型管内探査システム(開発:バーナム、村田機械、リオス)−の2件。
 このうち「PCF壁高欄工法」は、ビニロン繊維補強セメント複合材料(VFRC)を埋設型枠に用いた場所打ち壁高欄工法。特に合成(鋼とコンクリート)床版橋では、壁高欄の外型枠も床版と同じ鋼製の型枠で製作し、足場、支保工を省略する方法で施工しており、その場合の鋼製高欄型枠に代わる技術として開発した。
 従来の鋼製高欄型枠に比べて、イニシャルコストは約24%割高となるが、トータルコスト100年で約7%安くなるという。また、壁高欄外面の仕上がりをコンクリート面とすることで、表面の防錆処理が不要になることから、現場で試行することが決まった。
 既に事前評価済みの「重防食根巻積層補修工法」(開発:末広レジン工業所)については、大阪国道事務所のフィールドを活用することで了承。大阪市西成区で施工中の「大阪国道管内構造物塗装工事」(施工はオージー塗装工事)において、1月下旬に予定している田端南歩道橋の橋脚補修(1基)で採用する。
 実際のフィールドで活用されるのは、滋賀国道事務所の「1号横田橋橋梁耐震補強」で適用された機能内蔵型SNゴム支承(開発:ショーボンド建設、ニッタ)に次いで2件目。
 同局ではトンネル工・橋梁上部工・道路付属構造物などの新技術の評価を担当。1月10日現在の試行申請型の受理数は、近畿が47件で全国最多。このうち18件(今回の2件含む)について適用現場を調査している。
(2007/1/18)
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