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 【大阪】大阪府 ICカード登録率が上昇(6/26)

  大阪府の指名競争入札参加資格者のICカード登録割合が上昇してきた。2007年6月1日時点の入札参加資格者に占めるICカード登録率は54.1%となり、50%を突破した。06年12月末時点と比べると24%の増。本年度当初時点(4月1日)に比べても14%上昇している。3月に実施した電子入札の説明会には参加希望者が見込みをオーバーし、回数を増やすなど、関心の高まりを示していたことを実証する数値だ。
 府契約局の担当者も「ある程度、入札に支障のない数値に達してきたのではないか」と見る。しかしながら、下位ランク・CDクラスの登録率は50%に届かない業種もあり、2008年度の電子入札完全実施(07年度は1,000万円以上の工事が対象)に向けては不安を残す。契約局は、「今後も説明会などを開いて、ICカードの普及拡大を図りたい」としている。
 府の入札制度では06年度まで、24億1,000万円以上が電子による一般競争、1億8,000万円以上が電子による公募型指名競争入札の対象だった。この対象となるランクは土木一式ではB1ランク以上、建築一式ではB2ランク以上、電気・管設備ではB1ランク以上、舗装ではAランク。このランクではICカードの登録が以前から進んでおり、現在は、おおむね80%前後の登録率となっている。
 07年度は1,000万円以上の工事について電子による一般競争入札を導入。土木一式のB2、Cランク、建築一式のCランク、電気・管設備のB2、Cランク、舗装のBランクは、これまで府の電子入札対象案件がなかった状態から、07年度には入札に参加できる案件のすべてが電子による一般競争入札となった。
 土木一式のCランクは06年12月には29%の登録率だったものが、本年6月には61%に上昇。建築一式のCランクも36%が67%に上昇するなど、新たに電子入札の対象となったランクでの登録率上昇が目立つ。
 しかしながら、土木一式のDランクでは38%(06年12月は12%)、建築一式のDランクでは48%(06年12月は17%)にとどまるなど依然として、電子入札の対象となっていないランクでは登録率が全体の半分に届いていない。
 08年度には電子・一般競争入札の完全実施ではこのランクで混乱が生じることが危惧される。契約局は、「自助努力が必要。局のパソコンを使って直接説明することもできるので、態勢を早く整えてもらいたい」と呼びかけている
(2007/6/26)
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