長尾土木事務所では、『社会資本の整備と計画的な維持管理の推進により、笑顔で暮らせる安全・安心な地域づくりを目指す』を本年度の組織目標とし、『総合力・連携力を発揮し、的確・迅速で、県民本位のまちづくりの推進を!』をスローガンとして掲げ、道路、河川、砂防、港湾等の各種事業を、選択と集中を図りながら計画的・効率的に実施します。
以下、管内の主要事業について紹介します。
【道路】
道路事業では、県道高松志度線において、JR高徳線を跨ぐ志度中央高架橋を含む430m区間の早期供用開始に努めるとともに、県道小蓑前田東線の長楽寺橋架替工事において、仮橋の撤去を進め事業の完了を図ります。県道高松長尾大内線(大内工区)では4車線化工事を推進し、国道377号の五名地区(払川拡幅)や多和地区、県道鹿庭奥山線の鹿庭地区や堂ケ平地区においては、未改良部分における拡幅工事等を引き続き実施します。
また、交通安全対策としては、県道三木綾川線、県道石田東志度線及び県道三木津田線等において、歩道等の整備を推進します。
さらに、県道津田川島線の大川地区においては防災工事を推進します。
この他、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、寺尾橋、西村大橋外3橋の橋梁修繕工事を実施します。
【河川】
河川事業では、新川(三木町)において新井手堰の完成に向け改築工事を推進するとともに、氷上橋の橋梁設計に着手します。番屋川、北川、地蔵川及び朝倉川においても、引き続き用地買収や護岸等の整備を推進します。
また、東かがわ市引田地区の古川においては、地元の東かがわ市と連携しながら調査・検討を行います。
【砂防】
砂防事業では、東かがわ市の夜打谷川において堰堤の整備を引き続き進める他、三木町の津柳八の谷川及びさぬき市の中西西川では用地買収を進める予定です。
また、新規事業として日開谷川(東かがわ市)、中筋六の谷川(三木町)に着手します。
さらに、土砂災害による住民への被災を未然に防止するため、引き続き、地元市町と連携して土砂災害(特別)警戒区域に関する基礎調査結果の公表を進め、土砂災害の危険箇所の周知に努めるとともに、区域指定の進捗を図ります。
【ダム】
湊川総合開発事業(五名ダム再開発)では、水質調査などの環境調査を引き続き行います。
【港湾】
港湾事業では、海岸侵食対策として白鳥港の松西(東)地区の護岸整備を、高潮対策として津田港の西町地区の護岸整備等を引き続き進めます。また、三本松港三本松地区において越波対策を実施します。
また、新たに三本松港と志度港において地震・津波対策のための調査に着手します。
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