新耐火仕様QL50―6000開発 JFE建
2019/1/22
JFE建材(東京都港区)は、高荷重に対応できる低コストのQLデッキ(QL―99―50)合成スラブの新耐火認定を取得した「QL50―6000」を開発した。積載荷重の上限が5割増加するなど、合成スラブの適用範囲が拡大するという。
従来の合成スラブ耐火認定範囲では、要求耐火時間でスラブ厚が異なることや、支持条件で耐火補強筋が必要なこと、支持スパンに応じて積載荷重に上限があることなどの問題があった。QL50―6000は、支持条件に関わらず、耐火補強筋が不要で配筋作業の省力化や短工期が実現できる。さらに、普通コンクリートの山上スラブ厚を薄くでき、床スラブの軽量化と低コスト化も図れるという。
今回の開発により、新耐火シリーズ「QL75―7200」「QL75―12000」と合わせ、建築物の規模・用途・予算に応じた選択ができる。
問い合わせ先は建築建材技術部 電話03(5715)7820。
建通新聞をご購読いただいていない方へ
建通新聞とはこんな新聞です!!
「信頼と実績」建通新聞の購読 建設産業界の専門紙。完全な地域密着の報道を心がけ、読者に最も必要な情報を的確に伝える本紙。各支局の記者たちが足で探し、目で確かめ、報道する。読者が今、どんな情報を求めているのか、建設産業界の新聞として何を伝えていかなければならないのか、その地域に即した内容を伝えている。
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。