SPR工法の特長はそのままに施工力革新
2019/8/20
積水化学工業(東京都港区)は、東京都下水道サービス(東京都千代田)、足立建設工業(東京都豊島区)と共同で複合管更生工法「SPR―NX工法」を開発した。6〜9日に開催された下水道展’19横浜では、口径2000_の管路内で更生材のプロファイルと小型製管機が製管する模様を公開した=写真=。今後、大口径管更生市場でのSPRシェアの拡大を目指す。
同工法は、プロファイルの高剛性化や施工機材の小型化を実現した大口径用複合管更生工法。流下阻害の最小化で安全性と施工性が向上した他、支保工が不要な注入技術により、設置・撤去工を省力し、工期を最大で30%短縮するという。
また、既設管に曲がり、段差があっても自走式製管により、スムーズに施工。更生後は強度や流下性能など、新管に匹敵する耐食性と耐摩耗性、耐震性を確保。建設技術審査証明は口径1000〜1500_を取得。今後、口径1650〜2000_を2020年3月に取得する。
問い合わせ先は積水化学工業環境・ライフラインカンパニー管路更生事業部 電話03(5521)0756。
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