腕時計型バイタルセンサー新型モデルを発売
2020/5/25
セイコーインスツル(千葉市美浜区)は、腕時計型バイタルセンサーを改良し、実用性を向上させた新モデルを発売した。戸田建設の協力を得て、建設現場の作業員約1500人からの評価や声を生かした。
温度や脈拍、加速度といった各種センサーを内蔵し、使用者の体表面温度、脈拍などの生体情報や転倒などによる加速度の異常を計測する。取得した情報は、920㍋㌹(MHz)帯の無線を使って、専用のベース(親機)に一定間隔で送信する。無線LANやBluetoothなどの2・4㌐㌹(GHz)帯に比べ通信距離が長く、障害物の多い室内でも電波が届きやすい。
広大な敷地や多層階の建設現場では、複数台のルーター(中継機)を配置することにより、電波の受信強度で作業員がどのルーターの付近にいるかを測定し、簡易的に位置を検出。大勢の作業員を抱える建設現場での使用にも適するという。
問い合わせ先は時計事業部PI部 電話043(211)7463。
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