高速で長距離飛行が可能な新型ドローン
2020/8/7
エアロセンスが提供する垂直離着陸型固定翼ドローン「AEROBO『AS−VT01』」
ドローンの製造・販売を手掛けるエアロセンス(東京都文京区)は、固定翼を持つ垂直離着陸型のドローン「AEROBO『AS―VT01』」を10月から販売する。
前進効率を向上する固定翼の高速性と、軽量で強度の高い繊維強化プラスチック(FRP)製の機体が特徴。最大飛行速度は時速100`、最大飛行距離はマルチコプター型従来機の5倍に当たる50`。広範囲の測量や設備の保守・点検、農業など産業用途の利用を想定する。物流用途にも対応するため、最大1`cまでの貨物を運搬可能とした。機体の価格は500万円(税別)。
エアロセンスは、ソニーや自動運転技術開発のZMP(東京都文京区)、住友商事が出資する企業。佐部浩太郎社長は「1回20分の飛行で100fのエリアを測量し、当社のデータ解析クラウドで詳細に地図化した事例もある。広域をカバーできる唯一のソリューションだ」と強調した。
建通新聞をご購読いただいていない方へ
建通新聞とはこんな新聞です!!
「信頼と実績」建通新聞の購読 建設産業界の専門紙。完全な地域密着の報道を心がけ、読者に最も必要な情報を的確に伝える本紙。各支局の記者たちが足で探し、目で確かめ、報道する。読者が今、どんな情報を求めているのか、建設産業界の新聞として何を伝えていかなければならないのか、その地域に即した内容を伝えている。
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。