ドローンによる緊急支援物資の長距離配送
2021/7/29
エアロセンス(東京都文京区)は、LTE(携帯電話回線)通信モジュール内蔵の垂直離着型固定翼ドローン「エアロボウイング」を使い、緊急支援物資としての医薬品を長距離配送する実証実験に成功した。
実証実験は、NTTドコモ(同千代田区)のLTEネットワークを活用。災害時を想定して、配送拠点にいるオペレーターがエアロボウイングを遠隔操作し、配送拠点から約10`の目的地に医薬品を届け、同じオペレーターが再び遠隔操作で機体を配送拠点に戻した。往復20`におよぶ長距離地点間配送を実現し、災害時の活用を見込む。
LTE通信モジュール内蔵したことで、配送拠点からの無線通信距離の制約がなくなり、機体制御に加えてカメラの撮影映像の配信も可能。今後は緊急性の高い医薬品の配送の他、災害状況の把握など迅速な災害復旧の支援も視野に入れる。
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