静岡県草薙総合運動場「屋内運動場」が完成

ホーム > 特集 > 完成特集 > 静岡県草薙総合運動場「屋内運動場」が完成

草薙総合運動場屋内運動場が完成

～広域防災拠点としての機能も備え～

草薙総合運動場

　静岡県のスポーツの聖地・草薙に新しい施設が完成し、2日に式典・オープニングセレモニーが開かれた。静岡市駿河区聖一色の「草薙総合運動場」に、鈴与建設（静岡市清水区）の施工で完成した「屋内運動場」。立体トラスの屋根、人工芝の全天候型グラウンドは、スポーツ競技、地域催しの利用だけでなく、広域防災拠点としての機能も備えている。

広域防災拠点としても機能

2日の完成式典・オープニングセレモニーには、県議会議員や田辺信宏静岡市長ら来賓をはじめ、静岡県体育協会や地元関係者ら約30人が出席した。　川勝平太静岡県知事は「スポーツの聖地にふさわしい施設」と紹介するとともに、緊急物資集積所として大開口の出入り口を設け、広域防災拠点として施設機能も充実させたと話した。

完成に当たり～幅広く活用を～
静岡県知事　川勝平太

静岡県草薙総合運動場は、輝かしい歴史を刻んできた本県スポーツの「聖地」です。今後も熱戦の舞台にふさわしい場であり続けられるよう、現在、再整備を進めています。　このたび、新たに全天候型グラウンドである屋内運動場が完成し、総合運動場としての機能が更に向上しました。　本年６月の硬式野球場のリニューアルオープンに続き、この屋内運動場が併設されたことで、プロ野球の公式戦やキャンプなどの誘致が有利に進み、県民の皆様がハイレベルなプレーに触れることのできる機会が増えることでしょう。　また、屋内運動場は、野球だけでなくフットサルや学校行事、地域の催しなどに幅広く御活用いただくことが可能です。是非、様々な機会にお役立ていただきたいと思います。　この施設が、各種スポーツ競技者の皆様を始めとする県民の皆様に親しまれ、本県スポーツの更なるレベルアップや交流の拡大につながる施設となることを期待しています。

草薙総合運動場屋内運動場概要

■事業主体	：	草薙総合運動場屋内運動場
■建築主	：	静岡県
■工期	：	平成25年１月11日～平成25年10月31日
■規模	：	鉄筋コンクリート造＋鉄骨造（立体トラス）平屋約3240㎡
■施設内容	：	屋内運動場：約2500㎡床：人工芝高さ：約12～15m
■建設地	：	静岡市駿河区聖一色地内
■設計	：	(株)田中忠雄建築設計事務所
■施工者	：	鈴与建設(株)

関連情報

　【建築】草薙総合運動場室内練習場建築工事 (2012/12/27　入札情報)

　【建築】建築草薙総合運動場室内練習場建築その２工事 (2013/05/29　入札情報)

　【電気】草薙総合運動場室内練習場電気設備工事 (2013/04/25　入札情報)

　【機械器具設置】草薙総合運動場室内練習場機械設備工事 (2013/05/29　入札情報)

　【空調・衛生(管)】草薙総合運動場室内練習場ガス配管工事 (2012/12/07　入札情報)

　静岡県草薙総合運動場に屋内運動場が完成 (2013/11/08　記事情報)

　草薙の室内練習場　設計を田中忠雄で開始 (2011/09/21　記事情報)

　草薙球場改修に合わせ室内練習場新設へ (2011/07/06　記事情報)

大きな地図で見る

その他の特集

このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。

PR

企画特集

[New]川崎市まちづくり局特別企画 - 未来をつくる市内の建築物
川崎市は7月1日に市制100周年を迎えます。その歴史の中で、数多くの公共・民間建築物がつくられてきました。川崎市を代表する公共建築物を中心に、施工した建設会社の担当者の思いを紹介します。
[New]Catch-up
働き方改革、デジタル化、カーボンニュートラル…。Catch-upでは建設産業を取り巻く話題、最新の法改正などの動向をタイムリーに紹介しています。
連載「脱炭素のホンネ」
改正建築物省エネ法の成立は、建築分野の脱炭素化に向けた大きな一歩となった。新築建物については種類を問わず、省エネルギー基準への適合が義務化されることとなった。だが、ある“難題”がまだ立ちはだかっている。
インフラメンテナンス　次の10年
９人の尊い命を奪った中央道の笹子トンネル天井板崩落事故から10年がたった。国の調査委員会が「わが国において例を見ない」と形容したこの悲劇をきっかけに、インフラ保全の重要性が改めて強く認識され、日本のメンテナンス行政は大きく動いた。
いまから備えるインボイス
2023年10月以降、事業者が発行する請求書等は適格請求書等（インボイス）になります。建設業もいまから対応に向けた準備が必要です。