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浜名湖プレジャーボート放置艇・係船対策事業が完成

〜公益財団法人浜名湖総合環境財団〜

 

施設設備とFRP船リサイクルを同時進行

    公益財団法人浜名湖総合環境財団(浜松市中区 阿部正義理事長)が、浜名湖一円で整備を進めてきた「プレジャーボート放置艇・係留施設対策事業」が完成した。施設の充実度や運営管理など施策も全国的にトップクラスの施設と評価を受け供用を開始した。
20余年にわたる放置艇・係船対策の大きな区切りとなり全国的なマリンレジャーの盛んな地として有名な浜名湖の環境整備に大きく貢献し、関係各方面から注目されている。
1985年(昭和60年)以降、プレジャーボートの保有台数が全国的にも増加し、浜名湖でも不法係留などが発生し問題となっていた。このような状況の元に、91年(平成3年度)に係留施設の管理や浜名湖で船舶などの安全航行の確保を目的に、法人設立の事業認可を受け整備事業に着手した。96年の調査では約6500隻の放置艇を確認していたが、係留施設の整備を進め宇布見など7カ所の公共マリーナと17カ所の公共係留施設の整備を完了させ浜名湖の環境が大きく向上した。今年度は、異常気象や津波対策として7カ所のうち、最初に完成した宇布見マリーナで安全性を高めるため1艇の杭を3本に増やし延べ1447本の杭を設置した。このほか伊佐見、伊目、三ケ日、入出と浜名のマリーナでリニューアルの再整備事業を施し桟橋の安定性を高めるなど全ての事業を無事完成させた。
係留施設の整備を行う一方で、放置艇や廃船となるものは年3回回収されFRP船リサイクルシステムで再資源化している。係留施設の整備と併行し同システムを活用することで、環境の向上と充実した設備が整ったマリンレジャーの中心施設となった。 

 

整備が完了した
宇布見公共マリーナ

伊佐見公共マリーナ(写真提供・
公益財団法人浜名湖総合環境財団)


 

 

より安全で安心な恒久係船施設
〜公益財団法人浜名湖総合環境財団理事長 阿部正義〜

浜名湖におけるプレジャーボート不法係留・放置艇防止対策の一環として、当財団が最初に整備した宇布見公共マリーナ(浜松市西区雄踏町)には、現在約440隻のプレジャーボートを係留保管していますが、完成から14年を経過したことに伴い老朽化した係留施設のリニューアルと、昨今危惧される異常気象等による高潮や津波対策を目的に防災機能を高めるための再整備事業を行い、昨年12月に無事完工いたしました。
併せて他の公共マリーナ(伊佐見、伊目、三ヶ日、入出、浜名)及び16か所の公共係留施設においても同様の再整備事業が完了し、より安全で安心な恒久係船施設とすることができました。
これらはひとえに、県・浜松市・湖西市、地元企業、団体並びに地域住民の皆様のご理解とご支援、ご協力あっての賜物と心より感謝申し上げます。
今後とも公益財団法人としての事業目的に沿い、浜名湖における湖面利用の適正化とルールとマナー向上のための航行安全啓発活動及び良好な環境づくりを推進し、その美しさや価値を一層高めるよう努めるとともに、健全な海洋性レクリエーション活動の普及に貢献して参ります。
引き続き皆様のご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

浜名湖総合環境財団
公共係留施設位置図

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