名古屋市が2012年度から整備を進めてきた南陽交流プラザが完成した。同施設は港区に建設する第2斎場の地元還元施設として整備。地域コミュニティの形成促進をコンセプトに、施設にはさまざまな工夫がなされている。
多世代が集う文化・余暇活動の拠点となるよう、地域活動室や環境学習室などを設置した。体育館には空調設備を完備し、各種スポーツはもちろん、集会などにも利用できるよう配慮した。また、津波発生時に避難できるよう、外部から屋上への経路を整備した。屋上には約500人分の避難スペースを確保している。このほか、屋上に太陽光パネルを設置し、環境配慮型の施設とした。供用開始は14年度を予定している。