静岡県　西消防署大平台出張所が完成

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　浜松市が西区佐鳴湖西岸に建設を進めていた「西消防署大平台出張所」が完成した。

　大平台や佐鳴台エリアは、商業施設の立地や宅地化が急速に進み人口も増加傾向にある。こういった経緯を踏まえ、市は東日本大震災を教訓とし、新たな消防需要への対応が求められている同エリアへ新たな消防拠点を整備するに至った。

　新施設は、浜松南消防署可美出張所と浜松西消防署雄踏出張所の統括施設となり、4月8日に開所式が行われた。

浜松市長　鈴木康友

　浜松市西消防署大平台出張所の竣工にあたり、市民の皆さまをはじめ、関係者の皆さまの御理解と御協力を賜り心から感謝を申し上げます。

　今日の消防を取り巻く環境は、地震、豪雨等の自然災害の大規模化、少子高齢社会の到来、都市形態の多様化、情報化の進展により、刻々と変化し、複雑化していきます。

それに伴い災害対応力の向上や危機管理への対応も重要な課題となっております。こうした中、竣工しました大平台出張所は、消防救急体制の充実強化を図るため、本市で22隊目となる救急隊を配備するとともに、自家給油施設を備えるなど、大規模災害時にも有効な消防防災機能が発揮できるよう整備を行い、市民の皆さまの安全・安心につながる、より質の高い消防行政サービスが提供できるものであります。

今後とも市民の皆さまが安全で安心して暮らせるまちづくりのため、消防力の充実強化に努めてまいりますので、一層の御支援御協力をお願いします。

工事名称：平成25年度浜松市西消防署大平台出張所建設事業
建築設計：和田建築設計事務所（浜松市東区）
設備設計：ケイズ設備設計等計上ＪＶ（浜松市東区）
施工者　：＜建築＞水野組(浜松市南区)
＜電気＞松川電氣
＜機械＞日成管興
規模　　：敷地面積2360㎡　鉄骨造2階建て延べ870㎡
自家給油施設：ガソリン・軽油計2万㍑)
＜1階＞事務室、車庫(5台収容可)等
＜2階＞会議室、浴室、食堂、トイレ、仮眠室等
所在地　：浜松市西区大平台3丁目

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