「鎌田配水場」は、容量5000立方メートルのPC製配水タンクで、静岡市駿河区長田地区の中核をなす配水施設として建設したものです。平成24年6月に配水タンク、平成26年3月に管理棟及びプラント設備が完成いたしました。
現在、長田地区へは丸子新田配水場内から地下水を取水し配水を行っております。この丸子新田配水場は、昭和42年に通水を始め46年が経過しており、老朽化が著しく、また、近年の同地区における配水規模としても配水池の容量が1500立方メートルと小さいため、災害に強く、安定給水を目的に鎌田配水場の建設を推進したという経緯があります。
建設を進めるにあたっては、配水場用地がJR新幹線とJR在来線に挟まれている場所であることから,JRとの協議を行い、施工方法などを慎重に検討してまいりました。
平成26年度内には、鎌田配水場に接続する送・配水管工事及び同配水場の場内整備工事を終了させ全体工事が完成します。
今後、長田地区の安定給水に寄与するよう早期の供用開始を目指してまいります。