相模原市が進めていた北消防署相原分署改築工事が完成し、3月23日に運用を開始、26日に落成式を執り行った。
新しい建物は、延べ床面積を従来の2倍強に拡張、消防関連機能の充実に加え、2012年に開始した救急業務にも十分なスペースを確保している。これまで大部屋だった仮眠室を個室(9室)にして、署員のプライバシーにも配慮。また、自家用給油取扱所を併設し、災害時に使用する燃料の備蓄を図る。
市制60周年を迎えた相模原市。新たな防災拠点の完成により、さらなる安全・安心のまちづくりを目指す。
北消防署相原分署は、救急需要の増大、庁舎の老朽化等に対応するため、建替え整備をいたしました。
建物は、鉄筋コンクリート造2階建て延床面積約600uで、自家用発電設備、太陽光発電設備等を備えるほか、敷地内に自家用給油取扱所を併設し、災害対応の拠点としてふさわしい施設となっております。
今後も市民の皆様が安全で安心して暮らせますよう、消防体制の整備に一層努力してまいります。
改築にあたり、地域の方々や工事関係者をはじめ、ご協力を賜りました皆様に厚くお礼を申し上げます。
- 工事名称
相模原市北消防署相原分署改築工事 - 発注者
相模原市 - 工事場所
相模原市緑区相原4-584-1 - 規模
鉄筋コンクリート造2階建て延べ約596u - 施設内容
車庫・事務室・出動室・救急消毒室・発電機室・仮眠室・食堂・休憩室・浴室、
ホースタワー、
自家用給油取扱所(地下式、ガソリン4000ℓ+軽油4000ℓ)など - 工期
2014年5月28日〜2015年2月27日