多様化する市民の健康福祉ニーズに対応するため、伊東市が整備を進めていた健康福祉センターが完成した。施設には健康づくりや子育て支援の機能として健康スタジオ、子育て支援センターを整備。また、多目的ホールや調理実習室を備え、さまざまな世代が交流して活力あるコミュニティーの形成を図ることができるなど同市の健康福祉の中核的な施設として期待されている。
伊東市長 佃 弘巳
「健康保養都市いとう」を支える3世代健康交流の拠点として
この度、「健康保養都市いとう」を支える拠点施設として、伊東市健康福祉センターの落成を迎えることができましたことは、市民の皆様を始め関係各位のご理解とご協力の賜物と、心より厚くお礼申し上げます。
新たなセンターは、少子高齢化の進展など社会環境の変化により多様化する健康福祉ニーズや子育て支援への要望に対応するため、各種健診事業や運動教室など市民の健康増進を図る「健康づくり拠点機能」を始めとし、高齢者の生きがいづくりや介護予防を推進する「高齢者福祉・介護予防拠点機能」、地域子育て支援センターや家庭児童相談室などを配置し子育て支援の充実を図る「子育て支援・児童福祉拠点機能」のほか、地域の様々なサークルやボランティア等の育成と活動支援を行う「地域福祉活動拠点機能」など多様な機能を有する施設として、次世代を担う子どもから経験豊かな高齢者まで、様々な世代の交流を促進し、コミュニティの絆を強化するふれあいの場を創出することができるものと期待しております。
この健康福祉センターを、本市の健康福祉施策を推進する中核的な施設と位置付け、将来にわたり、市民の皆様が健康で生き生きと過ごすことができるような体制を構築してまいりますので、皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。