社会福祉法人・学校法人天竜厚生会のみゅうのおか保育園が、天竜厚生会本部に隣接した浜松市浜北区根堅地内に完成。3月30日には多数の来賓を招き竣工式を行う。
浜北区の北部、天竜区阿多古や熊地区の保育サービスの向上に大きく貢献する施設として、完成が待ち望まれていた。また、建設地が浜北・天竜区の境界に近く放課後児童クラブのニーズにも応える施設としての機能も備えている。
施設は、園庭の北側斜面に芝を張り自然環境を生かして滑って遊べる場とするなど、多くの工夫を凝らしている。
社会福祉法人・学校法人 天竜厚生会理事長 山本たつ子
このたび「みゅうのおか保育園」が竣工の運びとなりました。これも、浜松市をはじめ、多くの方々によるご理解、ご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。
当園は、随所に使用した天竜杉のナチュラルな温かみ、豊かな緑にマッチングした園舎の佇まいを特長とし、天竜の自然を利用した保育環境を念頭に建設を進めて参りました。また、命名については、「(MEW)みゅうの丘」と通称される当地域、つまり、天竜病院による「医療Medication」、天竜特別支援学校による「教育Education」、および当法人による「福祉Welfare」、それぞれの頭文字を併せた愛称のもとに近接三者が連携して地域貢献に取り組む当エリアにおいて、より地域の皆様に親しまれる取り組みをしていこうとの思いを込めて冠した次第です。
当園は浜松市立鹿島保育園民営化に伴い整備された保育園であり、鹿島保育園の事業を継承しつつ当法人独自のノウハウを交えて、特にニーズの充実が期待される阿多古方面における子育て支援に寄与していきたい考えです。
今後も皆さまに末永く愛される保育園となるよう尽力する所存でありますので、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます