袋井市山崎地内に市内で初めてとなる公立の認定こども園園舎が完成した。
認定こども園化し、放課後児童クラブを設置することでよりよい教育・保育環境を確保。また、今後の公共施設整備のモデルの一つとして期待も大きい。
現場は市道などに囲まれたスペース。加えて、周辺には幼稚園と保育所の他、小学校と児童館、公民館があるため、登下校時の車両進入時間を調節したりするなど安全を確保しながらの施工となった。
袋井市長 原田英之
袋井市初の公立認定こども園が完成
笠原こども園の園舎が、笠原地区や保護者の皆さまの御理解をいただき、無事、完成を迎えることができましたことに対し、深く感謝申し上げます。
笠原こども園は、笠原幼稚園と笠原保育所を統合し、こども園化するものでございます。笠原幼稚園は1957年に開園し、また、笠原保育所は79年に開所いたしました。両園とも、地域の皆さまに愛情を持って育てていただきながら、歴史を刻んでまいりました。
このような中、保育ニーズの変化や園舎の老朽化に対応し、よりよい環境で教育・保育を行うため、両園を統合して認定こども園化し、加えて、放課後児童クラブも併設することといたしました。
施設の設計に当たっては、採光などに配慮した温かみのある園舎とし、近接の笠原公民館や南部健康プラザとの調和に配慮するとともに、笠原地区のイメージカラーである緑を屋根の色に取り入れるなど、皆さまに親しみを持っていただけるものといたしました。
本市初の公立認定こども園であり、今後の教育・保育の在り方、また複数の施設の統合という公共施設整備のモデルの一つとして、保護者や地域の皆さまと連携しながら、新たな一歩を踏み出してまいりたいと存じます。
2017年度には、現園舎の取り壊し、駐車場やプールなどの整備と工事が続きます。引き続き、地域や関係者の皆さまの御理解と御協力をお願い申し上げます。