道の駅『みさき』が4月1日、岬町淡輪にオープンする。同時に第二阪和国道が全線開通し、交通状況の劇的な改善が期待される中、町内の魅力を凝縮させた『みさき』が地域のさらなる発展の起爆剤として大きく貢献する。
道の駅『みさき』は第二阪和国道の淡輪ランプを降りてすぐ。岬町の玄関口に現われる木造の美しい外観が町の雰囲気にマッチする。施設の中に入れば大阪湾の大パノラマが広がり、天気が良い日には明石海峡大橋まで見渡せ、夜には展望テラスがライトアップされる。
テナントとして「産直市場よってって」が入り、地元の魚介類を中心に地元野菜、乾物などを提供していく。さらに「丘の上の食堂」では地元産品を使った丼物など、飲食も充実している。コミュニティーバスもアクセスし、地元住民にも魅力的な施設となる。
観光情報案内では、岬町の魅力を日本人観光客のみならずインバウンド(訪日外国人旅行客)にも伝えていく。また、みさき公園、ゴルフ場、道の駅とっとパーク小島とも連携し、町を上げて盛り上げていく考えだ。
駐車場はバス3台、身障者用2台、バイク置き場を含む全80台。EV用の充電設備も完備。多くの観光客を受け入れる準備は完璧だ。
岬町長 田代 堯
岬町の長年の夢でありました命の道「第二阪和国道」。その全線供用開始と併せ、岬町により多くの方に訪れていただくため、この度道の駅『みさき』を開駅する運びとなりました。
施設整備にご支援をいただきました国土交通省、大阪府を始めとする関係者の皆さまには、この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。
道の駅『みさき』は、「人や車、まちを『見・守り』『導き』『元気にする』地域活性化の拠点」として整備を進めてきたものです。
地域振興施設では、農産物のほか、地元の漁業協同組合員の方から獲れたての魚介類を出品いただくなど、道の駅としては珍しい取り組みを実施致します。
大阪と和歌山を結ぶ道路の完成によって、岬町が通過地点とならないよう「そこに行きたい、そこに行くために車を走らせる」、そのように思っていただけるような魅力あふれる道の駅を目指してまいります。そして、道の駅から足を延ばして岬町の美しい海、風情ある山辺にもぜひお立ち寄りください。
皆さまのご来訪を心からお待ちしております。