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(2017/8/22)

 

【愛媛県】文化とこころがふれあうまちの実現を
〜砥部町のまちづくり〜

 

 町民主役のまちづくりをモットーに、「文化とこころがふれあうまち」の実現を目指して5年目の町政運営に取り組む佐川秀紀町長に今後の重点事業などを聞いた。

 

2017佐川秀紀町長に聞く


20170822佐川秀紀

▽砥部町の社会資本整備の現状と抱えている課題は。
町民の皆さま方からのご支援とご負託を賜り、2期目の町政運営のかじ取りを務めさせていただくことになりました。町民の皆さま方の大きな期待とその職責の重大さに身の引き締まる思いであります。これからの4年間も、私の政治理念であります「町民主役のまちづくり」をモットーに、しっかり町民の皆さまの声に耳を傾け、皆さま方に「住んでみたい」、「住んで良かった」と思っていただける「文化とこころがふれあうまち」砥部町の実現に向け、不退転の決意をもって取り組んでまいりたいと考えています。
さて、本町では、高度経済成長期からバブル期にかけての急激な人口増加と社会情勢の変化を背景に整備した社会資本が次々と老朽化しており、今後、それらの維持管理にかかる費用の増加が見込まれます。
一方で少子高齢化に伴う社会保障費の増加、生産年齢人口の減少に伴う税収減などにより、財政状況は厳しさを増すばかりであります。今後は、砥部町公共施設等総合管理計画に基づき、社会資本の更新・長寿命化などを計画的に行うことはもとより、今後の新規投資に関しては事業を厳選し、防災対策などに重点化することで財政負担を軽減・平準化し、将来を見据えた自立的で持続可能なまちづくりを行う必要があると考えています。


▽今後の主要事業について(道路、公共下水道、上水道、橋梁長寿命化、公営住宅の改修や改築など)。
(1)公共下水道
2011年4月に供用を開始した公共下水道については、16年度末で92fの整備を終え、普及率はおおむね28%となっています。今後も汚水処理施設整備の早期概成を目指し、計画的な整備を行ってまいります。

(2)上水道
上水道については、12年度から第8次拡張事業に着手し、17年度が最終年度となります。紫外線処理設備・電気計装設備・自家発電機の設置などを行ってまいりましたが、今後も水道施設の耐震化を計画的に整備し、安心で安全な水道水の安定供給に努めたいと考えています。

(3)道路整備
町道の整備については、団地内道路の舗装補修工事や通学路の危険箇所対策(危険交差点や通学路路側帯のカラー化)など、安全・安心で快適に暮らせるよう、町道の拡幅と適正な維持管理に努めたいと考えています。
また、県道大平砥部線の改良工事につきましても、早期完成に向け、引き続き国や県に働き掛けを行ってまいります。

(4)橋梁長寿命化
16年度に実施した橋梁点検の診断結果に基づき、長寿命化修繕計画を策定し、計画的に修繕工事を進めていきます。

(5)公営住宅の改修や改築
長寿命化計画に基づき、17年度は高市住宅の修繕を行います。18年度は、久保住宅・東団地・西団地の修繕を予定しています。また、耐震性もなく耐用年数も大幅に過ぎているものについては取り壊すなど、安全な住宅の供給に努めたいと考えています。

▽今後、特に注力する施策、大型事業は。
老朽化している麻生児童館と砥部老人憩いの家の機能を集約し、麻生地域の子育て支援と高齢者福祉の拠点として、さらには世代を超えたさまざまな人たちをつなぐ地域の架け橋として、麻生地域の福祉の拠点となる「砥部町総合福祉センター(仮称)」の整備に取り組みます。さらに、耐震性が不足している中央公民館についても、本来の公民館機能に高齢者福祉の拠点や子育て支援の拠点を併設し、総合的な施設へと変更するため、17年度から耐震・大規模改修工事に着手します。
また、待機児童の解消に向けて、麻生保育所の改築にも取り組み、安心して子どもを産み育てられる環境の整備に努めてまいりたいと考えています。

▽災害への備え、防災体制について。
局地的な大雨や南海トラフ地震に備えるために、道路ストック総点検結果を基に倒壊の可能性がある道路付属物の撤去・更新や耐震化など、減災対策に努めてまいりたいと考えています。

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(2017/8/22)

 

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