浜松市北西部に広がる自然豊かな丘陵地に、社会福祉法人三幸会(浜松市西区大平台1-34-30、竹村寿文理事長)の救護施設「神ケ谷園」が完成し、このほど供用を開始した。
老朽化が進み手狭となった西山園(浜松市西区)と入野園(浜松市西区)を統合し、新たな施設として建設したもの。入居者のプライバシーなどに配慮した施設内容で、住環境が大きく向上し快適に生活できる空間となった。
また、災害時に長時間連続して稼働する発電機や井戸水処理装置を設置し、地域に貢献できる設備を備えた施設としても期待を集める。
浜松市立の二つの老朽化した救護施設を統合し、三幸会独自の「神ケ谷園」として無事竣工の運びとなり深く感謝申し上げます。
地域におけるセーフティーネットとして、生命と生活を支えながら自立を目指す施設で定員は110人。
プライバシーを配慮した個室と2人部屋の居室で、1階は超高齢社会に対応のため電動介護ベッドを設置した他、バリアフリー、幅の広い手摺り付き廊下、多目的トイレ、チェアー機械浴槽など人に優しい住環境を整えております。
さらに、自立支援室、緊急一時保護室、娯楽室、リハビリコーナー、作業室なども整備し、豊かな生活の実現に加えて、社会復帰のための居宅訓練事業、通所事業の拠点となります。
非常時の際には16時間連続稼働の発電機や井戸水処理装置も近隣地域のお役に立てると思います。
地域の皆さまに愛され親しまれる施設運営に努めてまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。