浜松市は、市内西部地域の主要な交通結節拠点となっているJR高塚駅の北口で、高塚駅北土地区画整理事業と関連道路整備を進めている。
良好な都市環境下での市街地形成や交通結節機能の向上を目的に駅前広場やアクセス道路などを整備。完成間近となった区画整理事業と関連道路の整備内容を紹介する。
高塚駅北土地区画整理事業は、2014年度に施工を開始した。施工面積は約2.3ヘクタール。施行期間は14〜18年度の5カ年。総事業費は約19.7億円。
主な公共施設として駅前広場(面積3672平方メートル)をはじめ、都市計画道路高塚駅北通り線(延長197.6メートル、幅員16メートル)、公園・緑地(691.1平方メートル)、区画道路(総延長604メートル、幅員5〜11メートル)の整備を完了した。駅前広場整備に関連し、今後1街区の換地作業を進め秋ごろに完了する予定。その他の3〜4街区は換地完了済み。
土地区画整理事業に関連する道路整備は、駅北側を東西に通る都市計画道路3・4・97号線高塚駅北通り線だ。総延長は263メートル。既存道路の幅員を16メートルまで広げる。18年度中に路線最西端の都市計画道路上島柏原線との合流部分を残して拡幅を完了する。今後合流部分の用地取得を進め早期の事業完了を目指す。総事業費は約6億円を見込んでいる。
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【静岡県】浜松市の新たな玄関口 高塚駅北の整備進む
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