建物正面右側には、厚さ30a、高さ9b、面積約105平方bの台形の壁が、外観の意匠のメインとなっている。
愛知県産の天然木、杉の赤無地の羽目板を、待合ロビー、談話コーナー、大会議室、中会議室の壁面にふんだんに使用。数が限られているため、仮並べを繰り返し板一枚一枚よく吟味して配置を決めている。
1階ホールのR壁も、準不燃処理を施すことで愛知県産天然木に使うことができ、温かみのある木製リブ壁となった。
一宮市長 中野正康
ごあいさつ
このたび、平成29年7月から進めておりました葉栗公民館改築工事が完了し、平成30年5月に竣工いたしました。なお、外構・公民館駐車場整備工事も10月下旬に完成いたしました。
新しい公民館は、鉄筋コンクリート造2階建ての施設で、延べ面積が1028.77平方bの大きさで、1階には住民票発行などの窓口サービスを提供する出張所を併設しています。館内には、大会議室をはじめ、中会議室、料理実習室、和室、研修室を備えており、公民館活動の拠点施設として、施設内容も充実したものになっています。
また、市立公民館では初となる授乳室をはじめ、エレベーター、多目的トイレを設置し、乳幼児を持つ子育て世代や高齢者、体の不自由な方々に優しい施設となっています。
来年からは新しい元号となりますが、新しい時代に向けて「つどう・まなぶ・むすぶ」を支援する地域のコミュニティーの拠点として、皆様に愛され親しまれる施設となることを願っています。
■規模/鉄筋コンクリート造2階建て延べ1028平方b
■施設概要/出張所事務所、公民館事務室、研修室、和室、料理実習室、大会議室、中会議室、小会議室
■工期/2017年7月〜2018年10月