学校法人上智学院が建設を進めていた「アルペ国際学生寮」が完成、2月21日に竣工祝別式を行った。
「Space to Grow グローバル人材が育つ場所」をコンセプトに、国籍・宗教・性別の垣根を越え、多様な価値観を認め合いながら学びを享受する国際学生寮を目指し建設された。STGグループが請け負い、東京オリンピック・パラリンピックに先駆け、人々が分け隔てなく集うことできるように独自のデザインやインテリアを採用。信濃町に新たなコミュニティーを提供する施設が誕生した。
学校法人上智学院 佐久間 勤 理事長
この度、JR信濃町駅から徒歩1分という好立地に「上智大学アルペ国際学生寮」が完成しました。この建物は、当地で長くキリスト教精神に基づく青年育成に努めてきた一般財団法人真生会館の土地をお借りし建設した寮で、真生会館様や設計・施工を請け負ったSTGグループ様を始め多くの関係者の多大なご支援とご尽力の賜物であり深く感謝申しあげます。
寮の名称は、本学院の設立母体であるカトリック・イエズス会の総長を務めたペドロ・アルペ神父に由来します。本学の教育精神の Men and Women for Others, with Others =i他者のために、他者とともに)もアルペ神父の言葉を受け継いだものです。来る4月にはこの寮に日本や世界各国からの学生が集い、本学院の教育精神の下、ケルン大司教区の支援も得ながら、様々な教育プログラムを展開する予定です。多文化・多言語・多宗教の環境での共同生活を通じて寮生の人間的成長を促し、豊かな国際感覚を育む場となることを期待しています。