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整備進む 松山外環状道路

〜国土交通省、愛媛県、松山市の三位一体で〜

松山外環状道路

 

松山自動車道松山インター(IC)から松山空港までの8・6`を結ぶ

   松山自動車道松山インター(IC)から松山空港までの8.6`を結ぶ松山外環状道路の整備が国土交通省、愛媛県、松山市の三位一体で進められている。
本線となる自動車専用道路の高架部を国土交通省が施工、本線両側に建設される一般道路の側道(平面)を愛媛県と松山市が整備を進めている(一部、国土交通省)。
松山外環状道路は、松山IC付近から国道56号の余戸南ICまでの延長4.8`をインター線。余戸南ICから松山空港までの3.8`を空港線と位置づけ整備を進めている。
現在、インター線において工事が着々と進められており、本線の供用に先立ち2013年6月28日に松山IC付近から千舟町古川線(はなみずき通り)まで1.3`の側道が供用開始している。

井門ICランプ橋

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本線では、3月16日に国道33号や松山IC付近の井門ICから古川IC間の延長1.2`が供用が開始され、当日は現地で式典が催される。


松山市古川西地区


 残る市坪IC〜余戸南IC間の延長1.8`が14年度、古川IC〜市坪IC間の延長1.8`が16年度に供用する。
インター線区間内の愛媛県が施工する側道延長は1.8`。うち1.3`が供用しており、残る延長500bの16年度末完成に向けて用地買収や工事が進められている。
松山市が施工する側道整備は、県道松山伊予線から国道56号までの延長2.4`。一部を除き14年度末の完了を目指す。
空港線の3.8`では、国道56号付近で一部工事が開始されているが、ルートの用地買収に着手したばかりで、本格的な工事着手は国土交通省、愛媛県、松山市とも14年度後半からとなる。愛媛県が施工する側道整備は延長1.9`、松山市の施工延長は1.5`。

図



ごあいさつ


荒瀬美和

〜中予・東予地域の発展のため〜
このたび、当事務所・愛媛県・松山市が共同で整備を進めてまいりました国道33号松山外環状道路インター線(以下、外環インター線)が、はじめての部分開通の運びとなりました。これまで当事業に対して、ご支援ご協力を賜りました関係各位に、厚く御礼申し上げます。
外環インター線は、松山ICと松山空港などを連絡する地域高規格道路として平成16年度より改築事業を進めてまいりました。
本事業の整備によって、アクセス性の向上および交通の分散により松山市内の渋滞緩和が期待されています。
また、愛媛県内のみならず四国全体の社会経済活動の活性化や観光の振興、さらには救急救命活動などの面でも、大きな効果を発揮するものと期待しております。
松山河川国道事務所におきましては、今後とも外環インター線の全線開通に向けて事業を推進するとともに、道路利用者の安全・安心の確保と中予・東予地域の発展のため、道路整備を一歩一歩確実に推進していきたいと考えておりますので、引き続き皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。



中村時広

〜県民の安全・安心を支える高規格幹線道路網等の整備推進に全力〜
このたび、松山外環状道路インター線のうち井門IC〜古川IC間1.2`が開通する運びとなりました。関係者の皆さまには、事業推進に多大なご尽力を賜っており、厚くお礼申し上げます。
松山外環状道路は、松山ICと松山空港、松山港などの交通拠点間のアクセス性の向上に加え、市内の渋滞緩和など、利用者の利便性向上や地域の活性化に不可欠な極めて重要な路線であります。
とりわけ、平成29年に「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」を開催する本県にとって、高速道路と一体となった道路ネットワークの形成は喫緊の課題であり、今回の開通はその第一歩で、来年度以降の順次供用にも弾みがつくものと、大いに期待をしています。
本県では、引き続き、松山外環状道路の一日も早い全線開通を目指すとともに、県民の安全・安心を支える高規格幹線道路網等の整備推進に全力で取り組んでまいりますので、今後とも、皆さまのご支援、ご協力をお願い申し上げます。



野志克仁

〜『誇れる』まちの安全・安心で笑顔に〜
このたびの松山外環状道路インター線の一部区間、井門IC〜古川ICの開通を心からお祝い申し上げます。
これは、ひとえに、多年にわたり事業を推進してこられました国土交通省をはじめ、関係機関や地域の皆さまのご協力とご尽力のたまものであり、深く感謝申し上げます。
松山外環状道路の早期完成は、私の基本政策の一つである「『誇れる』まちの安全・安心で笑顔に」に掲げており、国土交通省・愛媛県・本市が共同で整備を行っています。この道路が全線開通しますと、松山市中心部の交通混雑の緩和だけでなく、松山ICから松山空港間の所要時間が現在の30分から10分に短縮されるなど、周辺都市との物流の円滑化が図られ、地域経済の活性化が大いに期待できます。
今後も、関係各位の更なるご協力のもと、渋滞解消や主要施設間のアクセス強化がますます図られますよう、一日でも早い全線開通を切にお願い申し上げます。

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