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都 PFI明治・代々木公園の計画認可

2022/1/26 東京

代々木公園の整備イメージ

代々木公園の整備イメージ

東京都は、明治公園と代々木公園の拡張整備に関わるPark―PFI事業で、それぞれの設置等予定者が計画している整備の概要を明らかにした。明治公園では、東京建物グループが面積約7500平方bの樹林地をメインに、2〜3階建てのカフェやレストランショップを5棟新築する。代々木公園については、東急不動産グループが3階建て・屋上テラス付きの施設などを整備する。各グループが提出した公募設置等計画を都が1月25日付で認可した。2023年10月に明治公園、24年3月に代々木公園のそれぞれ供用開始を予定している。
 都がPark―PFIを活用して民間に各公園の拡張整備区域を貸し付け、公園の魅力向上につながる広場や飲食店などの整備と運営を任せる。事業期間は工事着手日から20年間となっている。
 明治公園(新宿区霞ケ丘町地内他)の拡張整備区域は、新国立競技場の南側に位置する都営住宅跡地を中心とした面積約1万6176平方b。設置等予定者となった「Tokyo Legacy Parks」(東京建物ら6社グループ)の計画によると、面積約7500平方bの樹林地「誇りの杜」を創出する他、2カ所で合計面積2550平方bの広場を確保する。ドライミスト噴水などの水景施設も設置する。
 また、「誇りの杜」を囲む形で便益施設を新築する。具体的に見ると、スポーツと健康をテーマとしたカフェ・リラクセーション施設(鉄骨造3階建て、建築面積約600平方b)、カフェ(同、約200平方b)、レストラン2施設(それぞれ木造2階建て、約120〜140平方b)、アウトドアショップ(木造2階建て、約120平方b)の5棟を配置する予定となっている。
 一方、代々木公園(渋谷区代々木神園町他)の拡張整備区域は面積4182平方b。設置等予定者の「代々木公園STAGES」(東急不動産ら4社グループ)の計画では、鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建てで、建築面積約1140平方bの施設を新築する。1階にフードホールと物販店舗を配置。2階には屋内スポーツができるエリアを設ける。3階に多世代健康増進スタジオやランニングステーション、学童保育を誘致する予定だ。屋上には菜園やバーベキューができるエリアを整備する。
 さらに、屋外にはアーバンスポーツパーク(面積約350平方b)や広場(約300平方b)、野外ステージ(約100平方b)などを配する計画となっている。

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