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建設資材価格指数147に 経調7月調査

2022/8/18 

経済調査会によると、同会の7月調査に基づく建設資材価格指数(全国・2015年度平均=100)は、建築・土木総合で147・3となった。直近半年間の上昇幅は8・6ポイントで、ロシアのウクライナ侵攻によって特に3月以降は7・4ポイントと大きく上昇した。今後については、全般的には上昇が続く一方、一部には需給緩和と下落が見られ、「2022年度下半期の先行きは不透明感も強い」としている。
 同会によると、2022年度に入って、国際的な資源相場の影響を直接的に受けやすい鋼材類や石油製品だけでなく、幅広い品目でメーカーなど供給側の値上げが需要者との取引価格に浸透。主要な建設資材の価格は全国的に上昇し、特に異形棒鋼やセメント、ストレートアスファルト、コンクリート型枠用合板は過去最高値を更新した。
 また、生コンクリートやアスファルト混合物は、原材料のセメントやストレートアスファルトの高騰を受けた販売側の値上げ交渉が全国各地で活発化し、多数の都市で値上げが浸透した。
 今後については、国内の建設資材メーカーの値上げ姿勢が依然として強いことから、全般的には上昇が続くと予想する。一方、欧米の金融引き締め策などの影響で、一部の資源には需給緩和の傾向が顕在化。その影響を受けた異形棒鋼や鉄スクラップ、電線などが下落に転じていることから、「これまで騰勢一辺倒だった市況に変化の兆しもみられ、先行きの見通しには不透明感も漂う」としている。

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