エイト日本技術開発・イーエーユーJVが設計した税関前歩道橋
神戸市は、再発注する税関前歩道橋リニューアル事業について、技術提案・交渉(設計交渉・施工タイプ)方式による設計・施工業者の募集を開始した。2025年2月にも優先交渉権者を決定する。総事業費は26億円程度(税込み)。
エイト日本技術開発・イーエーユーJVによる設計を基に、26年2月28日まで土木、建築の設計業務を進める。主な土木工事は、鋼橋上・下部工、北西側東遊園地アプローチ部工。
建築工事の概要は、南東側エレベーターシャフトが鉄筋コンクリート造2階建て延べ約15平方b。南西側エレベーターシャフトは鉄筋コンクリート造2階建て延べ18・76平方b。この他、旧橋の撤去工事を行う。工事完了は29年3月31日を見込んでいる。建設地は中央区加納町6他。
入札参加者は、設計企業と施工企業によるJVを構成する。土木工事を担当する企業が設計を行う場合は、1999年以降にケーブルにより桁を支持する橋梁形式で、橋長30b以上の橋の実施設計を履行した実績などを求める。
参加希望者は、10月4日までに参加資格審査書類を提出し、審査通過者は11月22日までに技術提案書と設計の見積もりを提出する。