平和不など　日本橋茅場町の地区計画提案｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

南西方向から見た完成イメージ　（中央）

【中央】平和不動産（中央区）と三菱地所（千代田区）、中央日本土地建物（千代田区）は、「（仮称）日本橋茅場町一丁目６地区開発計画」（個人施行、第１種市街地再開発事業）の都市計画提案を中央区に提出した。順調なら、２０２５年２月の都市計画案の縦覧を経て、25年度早期の都市計画決定を見込む。着工は27年度、完成は30年度を想定している。
　計画地は中央区日本橋茅場町１ノ６の一部で、東京証券取引所から南へ約１５０�bに位置し、日枝神社などを含む。日本橋兜町・茅場町一丁目地区の地区計画エリアに該当し、区域面積は約０・６�f。
　計画する建物の規模は地下３階地上27階建て延べ４万１６５０平方�b。最高高さは約１４０�b。用途は事務所、店舗、神社、駐車場など。
　東京メトロ東西線の茅場町駅に直結させる他、計画地内の神社境内地を拡張・再整備し、地域のにぎわいの核となるオープンスペースを一体的に整備する予定だ。本事業を通じ、金融関連機能の集積や地域文化・歴史を生かした街並みの形成により、東京都が推進する「国際金融都市・東京」構想の実現を目指す。