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フューチャーライフヴィレッジの現場公開

2025/1/22 大阪

フューチャーライフビレッジの外観イメージ(提供:2025年日本国際博覧会協会)

フューチャーライフビレッジの外観イメージ(提供:2025年日本国際博覧会協会)

2025年日本国際博覧会協会は1月21日、未来社会ショーケース事業の一つとして出展するパビリオン「フューチャーライフヴィレッジ(FLV)」の建設現場を初めて公開した。若手建築家の小室舞氏(KOMPAS JAPAN一級建築士事務所)が設計を担当。三田工務店が施工を担う。パビリオンの延べ床面積は1271平方b。3月にも竣工する予定だ。
 蛇篭構造の外壁と、木の葉のような屋根が特徴で、夢洲の湿地帯をイメージした中庭を囲うように展示やイベントを行うユニットが並ぶ。ユニット同士はリング状の通路でつながっており、来場者は通路を通って自由に展示を観覧して回ることができる。
 FLVでは、未来の食・文化・ヘルスケアを中心にさまざまな協賛者がインタラクティブ性のある体験展示や発表などの「フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)」を行う。FLEでは、万博期間中通期で実施する「常設展示」と1週間単位の入れ替えで実施する「期間展示」、2時間の入れ替えで発表する「ステージ」で構成され、未来の暮らしに関わる問いや提案を持ち寄り、発信・共創する。
 同日には、常設展示を行う6者が展示概要を発表。このうち、JAXAは「月に立つ。その先へ、」をテーマに、小型月着陸機や月極域探査機の展示などを行う。
 この他、期間展示ではミミズ型検査ロボット(森村金属)や炭酸カルシウムコンクリート(C4S研究開発プロジェクト)、ドローンでの鉄道点検「Project SPARROW」(Liberaware)などの体験展示などが予定される。

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