
新校舎のイメージパース
練馬区は、向山小学校の校舎新築工事の一般競争入札を2025年秋〜冬にも公告する。工種は建築、電気、機械の3工種に分けて発注。25年第4回区議会定例会の議決を得て本契約を結ぶ。工期は12月〜28年12月まで。
新校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ6570平方b。多目的スペースやICT環境を整備する他、屋上緑化や雨水の利用に取り組む。また、屋上には太陽光発電設備を設け、防災備蓄倉庫やマンホールトイレの導入により防災拠点としての機能を強化する。
校舎の改築に合わせて、07年に改築した体育館を改修する。空調機を設置する他、外壁・屋上防水改修、照明のLED化、自動火災報知器の改修などを行う。体育館の規模は鉄筋コンクリート造平屋1375平方b。
工事中は敷地内に仮設校舎を設置する。規模は軽量鉄骨造3階建て延べ4843平方b。郡リース(港区)とリース契約を結んでおり、7月末の完成を見込む。
解体と新築は分離発注する。既存校舎を6月〜26年3月の工期で解体し、新築工事は12月〜28年12月の工期で進める。
既存校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4393平方bで、1959年の完成。
所在地は向山2ノ14ノ11。
基本・実施設計はあい設計東京支社(江東区)が担当した。