スーパーメガリージョン構想で最終報告
2019/5/20
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「スーパーメガリージョン構想」で最終報告
国土交通省の「スーパーメガリージョン構想検討会」は5月20日、リニア中央新幹線の開業効果を最大化するよう提言する、検討会の最終報告を発表した。リニア中央新幹線で移動時間が短縮されることで、三大都市圏が一体化した巨大経済圏を創造するだけでなく、中間駅周辺で新たな地方創生の動きを活発化させ、開業効果の『広域的拡大』につなげることを求めている。
2017年8月に発足した検討会の約2年間の成果を最終報告にまとめた。27年に品川〜名古屋間、45年に名古屋〜大阪間(最大8年の前倒し)でリニア中央新幹線が開業する。最終報告では、人口7000万人を抱える巨大経済圏『スーパーメガリージョン』の形成に向けた方向性を提言した。
三大都市圏では、リニア駅の乗り換え利便性・高速道路との直結性・空港アクセスの向上に加え、都市再生を推進することで、集積効果を最大限に高める。新幹線・高速道路ネットワーク整備で大動脈の多重化を図り、まちづくりが進められる段階から圏域を越えた連携体制を強化する必要性も指摘した。
中間駅周辺は、三大都市圏との移動時間の短縮効果を生かし、多様な人材の交流が生まれる知的対流拠点に発展させる。リニアによる東西方向の連携軸に加え、各駅から南北方向に伸びる高速道路との連結性を強化し、対流を活発化させることも求めた。
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